握り

全て 動詞 名詞
9,185 の用例 (0.01 秒)
  • そしてほんの一握りの権力と金力とを持った支配者に向って立っている。 宮本百合子『青年の生きる道』より引用
  • それにわては指の形に合わせた西洋型の握りいうもんは好かんのだす。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 1) 定吉七は丁稚の番号』より引用
  • それからペエテルは杖を砂の上に立てて、曲つた握りの上に両手を置く。 リルケ・ライネル・マリア『老人』より引用
  • 握り寿司をさらに食べてお茶を飲み、彼女の質問は別な方向に向かった。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • あんな真似まねができるのは、世界中のAS乗りの中でもごく一握ひとにぎりだろう。 賀東招二『フルメタル・パニック!07 つづくオン・マイ・オウン』より引用
  • 彼は無言でラエーフスキイとその妻の手を握り、重い気分で別れて出た。 チェーホフ・アントン『決闘』より引用
  • 彼女はシートの上で天吾に身を寄せ、その大きな手を握り続けていた。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • そこには握りが黄金おうごんで出来ている長い杖をついている紳士もいます。 フランス・アナトール『世界怪談名作集』より引用
  • 膝についた両手を握り合わせたきり、ジンネマンはなにも言わなかった。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』より引用
  • 或る日彼はその三冊の雑誌を売って得た金を握りながら表へ出ようとした。 横光利一『街の底』より引用
  • 音楽はある一握りの人々からしかほんとうには愛されてはいなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • いうより早く隣席にありし武男が手をば無手むずと握りて二三度打ちふりぬ。 徳冨蘆花『小説 不如帰 』より引用
  • そんなことができるひととだったら、わたしはいつだって手を握りますよ。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ1) 銀河パトロール隊』より引用
  • そして出がかかるまで何にもしないで二人で手を握りあって居た。 宮本百合子『ひな勇はん』より引用
  • あなたは日焼けした手でかじを握り、海の色を宿したひとみで前方を見ている。 森瑤子『ママの恋人』より引用
  • これは決して一握りの机上の空論家の反対には止まらなかったのである。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 月子はされるままにしていたが、彼女のほうからは握り返してこない。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • 他の人にわからないように、コートの下で手と手を握り合っている。 林真理子『ピンクのチョコレート』より引用
  • きっと一握りの豆を空中にばらまく奴のような恰好だったにちがいない。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 掌の上に並べて示した二本の鍵を、玄児はかちゃりと音をさせて握り込む。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
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