揚げ足を取る
全て
名詞
20 の例文
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対する佐山も、そこについて邪推や揚げ足を取るようなことをしない。
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ああ、バザンね、失礼。相変わらず人の揚げ足を取るそのくせは、早くなおさないとモテないぜ。ああ、もうご主人がいらっしゃる。
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「揚げ足を取るな」 蹴り出されそうだったので、僕は慌てて部屋を飛び出した。前回のリベンジのつもりで買った、缶コーヒーも忘れずに。
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明らかに、これは些細な云いがかりで鳩山を追放に追い落したのであった。もし、そのような揚げ足を取るならば、ウイロビーが前に書いた次の文章はどうなるであろうか。
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また、他の人よりも言葉を重視し、敢えて行間を読まずに書かれていることによってのみ相手の主張を読む、という行動様式が、揚げ足をとっているように錯覚されることも多い。往々にしてモヒカン族の多くは揚げ足を取ることを目的としておらず、モヒカン族とそうでない者の衝突は、相互が相手のレベルに自分の行動様式をあわせるということをしていないだけと考えられる。この言葉の語源はアメリカ州の先住民族であるモヒカン族ではなく、漫画『北斗の拳』に登場するモヒカン刈りの雑魚キャラである。
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六国大戦で智安将軍の先陣を先駆けたという嘘丸出しの武勇伝が唯一の金看板だった。武術家の大法螺もここまでくればいっそ見上げたもので、さては我らが師は御歳三百歳か、などという無粋な揚げ足を取る者は弟子たちの中にもいなかったと思う。実を言うと、智安将軍の先陣が云々の与太はともかく、享年が七十一歳と聞いたときの内心の驚きは今も涼孤の胸に冷めやらぬものがある。
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ああいう性格の人間の言うことだ、なんとなく、意味もなく、ただ奇策士とがめの揚げ足を取るためだけに言った言葉かもしれない。しかし少なくとも、言われた側であるとがめが、天下国家のために動いているわけではないのは、確かなことだった。
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ここでも自伝の揚げ足を取るつもりはないけれども、これほどまでの時日および事実に関する無頓着さは、志功の一特色といっていいだろう。那覇に着いたのが元旦ではなく、三日であったのも、同行した鈴木訓治氏が「月刊民芸」に発表した日記によってはっきりしている。
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今度こそ勝つと決意したカイジは会場である「スターサイドホテル」へと向かい、決死の勝負「鉄骨渡り」に挑む。多くの人間が転落死していく中、2度の鉄骨渡りをカイジは唯一成し遂げるが、途中でギブアップを要請したことを、揚げ足を取るような形で主催者側にあとから指摘され、賞金を得る権利を剥奪される。激昂するカイジの前に主催者である帝愛グループの会長・兵藤が現れ、「もう一度チャンスをやろう」とこれまでのギャンブルを仕切っていた大幹部・利根川と「Eカード」で対決することになる。
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川村が天津丼を『あまつどん』と読み間違えてしまったことがきっかけとなってスタート。身の周りのドジな人の揚げ足を取るような内容の投稿と、リスナーが中華料理店などでわざと天津丼を『あまつどん』と注文し店員の反応を報告する投稿で構成されたコーナーだった。同性愛を扱ったコーナー。
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その試合前の監督コーチ会議にて、別所毅彦ヘッドコーチが八つ当たりぎみに「王が打てないから勝てないんだ」と荒川に言い、荒川も頭に血が上り、思わず「私は王に三冠王を取らせようと思って指導しているんだ、ホームランだけならいつでも打たせてやる」と返してしまった。しかし別所は揚げ足を取るように「そのホームランだけでもいいから打たせろ」と怒鳴った。
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でも、この状況で迂闊に魔術サイドの意見を突っぱねれば、今度はその揚げ足を取る形でもっと大きな魔術組織が口出ししてきちまうんだ。ま、そんな感じでリドヴィアやオリアナ達の問題はデリケートなんだよ、カミやん。
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出版にあたって、第三者の筆が入ったものと思われるので、文章から揚げ足を取るのもどうかと思うが、関大尉が、一ヵ月くらい前“ひょっこり”着任した、といったような表現は、いやしくも海軍士官の着任に対する言葉遣いではない。こんなところから「甲飛十期会」の記録が「二〇一空の搭乗員たちの間で、関大尉は特攻の指揮官として呼ばれたのだ、という見方が圧倒的であった」と書く原因になったのであろうか。
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このほか、1993年には大沢の発言や行動に対し、西武のコーチが揚げ足を取るような発言をしたため、大沢は「西武のコーチは子ダヌキに海坊主、森は岐阜の貯金箱だ」と言い放った。もっとも大沢は森とは親しく、話題作りもあってあえてこうした発言をしたという。
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夏休み明けの8月下旬には、女子児童が、反抗的な態度や担任の発言に揚げ足を取る態度を見せるようになり、学級全体がまとまりを欠くようになった。
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ヤンキーをテーマに田渕がきむの揚げ足を取るボケを連発する漫才を披露したが、得点は625点と伸び悩んだ。しかし、決勝出場芸人が10組になってからの最高順位を叩きだし、平均点に対する点数も2018年のゆにばーすに続き歴代2位となった。
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「しかし、その全てを殺してしまったじゃないか」 肥満体の広告代理店社長が皮肉っぽく口を挟んだ。こいつは弁助翁の遠縁に当る男で、一応「KIOSK」企画室長の地位にあるが、人の揚げ足を取るだけが取り得。彼がたまに気のきいた企画案を口走る時、全てその内容は有能な企画室員が練りに練ったものなのだ。
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