揚げる

全て 動詞
805 の用例 (0.01 秒)
  • おさだは悲鳴を揚げないばかりにして自分の母親の方へ飛んで行った。 島崎藤村『ある女の生涯』より引用
  • そうすれば、お前は亡くなったお父さんの名を揚げることになるだろう。 佐藤正彰訳『千一夜物語 07』より引用
  • 僕たちの前にある唐揚からあどんは、手をつけられぬまま冷めようとしていた。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第08巻』より引用
  • 七人目の犠牲者も、同様に気球に載せられ天空高く揚げられたのでした。 海野十三『人間灰』より引用
  • これが日曜の朝ごとに農場主の住宅の庭の旗竿にするすると揚げられた。 オーウェル/佐山栄太郎訳『動物農場』より引用
  • 火皿は黒い油煙を揚げその下で一人の女が何かしきりに仕度をしてゐる。 宮沢賢治『丹藤川〔「家長制度」先駆形〕』より引用
  • 普通は捨てるものだろうが、これもついでに油で揚げて添えられている。 星新一『きまぐれ星のメモ』より引用
  • 思わず彼は自分で自分の揚げたうなり声にびっくりして、目をさました。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • お銀は三人の子供を、それぞれ医師に仕揚げたその老人のうわさをしはじめた。 徳田秋声『黴』より引用
  • 不断は帆柱の先に白い小旗を揚げるが、女が乗ったら赤にえさせよう。 夏目漱石『幻影の盾』より引用
  • もちろん女達が悲鳴を揚げて抵抗したので、私たちの部屋へ来たものらしい。 谷譲次『踊る地平線』より引用
  • もうこれ以上、打っても、叩いても、息もしなければ、も揚げません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ふたりのあいだには、冷たい揚げた鶏のお皿と、ビールびん二本があった。 フィッツジェラルド/大貫三郎訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 秋葉がこれ以上ないというくらいに頬を染めて唐揚げを差し出してくる。 奈須きのこ『歌月十夜 18 遠野家多妻物語』より引用
  • 俺は重い足取りながら、いつもの習慣でポロックげをいくつか買った。 浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』より引用
  • だが、僕はどうしても、もう直ちにその家を引揚げねばならぬ男だつた。 原民喜『災厄の日』より引用
  • 彼は足を返し、声を揚げて呼んでみたが、はやふたりの姿は見えなかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • それを村はづれの岡の上へ持つて行つて、他の子供と競爭で揚げました。 島崎藤村『幼き日』より引用
  • これで見ると、一行の引揚げは講談などで聞かされているのと大分違う。 五味康祐『薄桜記』より引用
  • 私たちは凱歌を揚げて爺さんを村へかついで連れていこうと思いました。 ドーデ/村上菊一郎訳『風車小屋便り』より引用
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