掠る

全て 動詞
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  • 私の声は咽喉のどもとでかすれたが、私は言わなければならないことを言った。 福永武彦『海市』より引用
  • ボルティモアはアメリカの私掠船の重要基地となる繁栄した港であった。
  • そのため、現在のようなやや掠れたような低い声が出るようになった。
  • 相手の受話器の外れる音がして、少しかすれ気味の低い女の声が応対した。 森瑤子『風物語』より引用
  • 声が掠れているのは、酒の飲み過ぎで喉が焼けるかどうかしたのだろうか。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • しかしすぐに、掠れてはいるがしっかりとした声が比嘉の耳朶を打った。 九里史生『SAO Web 0406 第八章01』より引用
  • 父親は私掠船の船長であったが、助けた船に後ろから攻撃され命を落とした。
  • 皆がわずかに眼を見開くのを意識しながら、ハルユキはかすれ声で告げた。 川原礫『アクセル・ワールド 09 -七千年の祈り-』より引用
  • この戦争はイギリスが私掠船を使った最後の時と考えられている。
  • 開けないで、と叫ぼうとしたが、喉からは掠れた音が漏れるだけだった。 九里史生『SAO Web 02』より引用
  • 出来るかぎり事務的に言ったつもりではあったが、声が変にかすれた。 森瑤子『TOKYO愛情物語』より引用
  • かすつてはしりつゝあるほこりかれほゝつてかれよこたへた身體からだえた。 長塚節『土』より引用
  • 階下の通信室から駆け上がって来たため、呼吸は荒く、声はかすれていた。 池上司『八月十五日の開戦』より引用
  • この港は軍艦や私掠船が、イギリスの商船団を狙う基地ともなっていた。
  • 小さくかすれた声で、苦しそうに顔を伏せて、けれど確かに、そう言った。 野村美月『文学少女シリーズ12 “文学少女”見習いの、傷心。』より引用
  • とにかく、私の喉は、たまにかすれた音を出し、たまに音を出さなくなる。 小川内初枝『緊縛』より引用
  • 気づかれたくないと思ったけれど、声は震えてかすれてしまっている。 乃南アサ『ヴァンサンカンまでに』より引用
  • 衣にも耐えそうもない痩せた体を、急に寒気を加えた風がかすッてゆく。 吉川英治『八寒道中』より引用
  • フランスはそれ以前からアメリカの私掠船や陸軍には密かに援助を行っていた。
  • とその時、ざらざらに掠れた誰かの声が飛んできて、清の口を噤ませた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用