排す

全て 動詞
43 の用例 (0.00 秒)
  • わたしは彼を助けて中傷を排し、敵どもを粉砕するために来たのである。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(上)』より引用
  • 想像を排して事実のみを記すとすれば、そう書くしかなかったのであろう。 田中芳樹『紅塵』より引用
  • 迷信として排された古くからの感情は、そう簡単に消えるものではない。 高田宏『木に会う』より引用
  • 以上は結果から見れば皆新しい説を排してふるい説に従ったこととなる。 斎藤茂吉『万葉秀歌』より引用
  • 水平社の先輩達も「同情的差別撤廃を排す」と叫んだことがありました。 喜田貞吉『融和促進』より引用
  • 特に心を奪うような樹を排してあるのも一服の煙草の味を美味にした。 横光利一『旅愁』より引用
  • シルエットはF型とさほどの相違はないが、肩スパイクは排されている。
  • 文学革命は、単に文言を排して白話を採用したというだけのことではない。
  • 万難を排して、姉弟をつれ、多分、自由惑星同盟に逃亡していただろう。 田中芳樹『銀河英雄伝説 01 黎明篇』より引用
  • 演奏者がたつはいしてわがしつに入らんとする間際まぎわになおなおはげしくなった。 夏目漱石『野分』より引用
  • 歌が排された前作とはうって変わり、大半の楽曲に歌が入っている。
  • 巧雲は唇の端をチッと鳴らしながらを排して隣室へ行ってしまった。 吉川英治『新・水滸伝(三)』より引用
  • 構成材料には貴重な軽合金を排し、比較的入手容易な木材等を用いること。 御田重宝『特攻』より引用
  • この意味で、上流の婦人等の生活も全然排し去るべきものではない。 豊島与志雄『都会に於ける中流婦人の生活』より引用
  • おれはたつを排して闖入ちんにゆうしようとしたことが二十度にも及んだだろう。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • と、その時偶然タドゥツィオがガラスとびらを排して部屋に入ってきた。 マン/高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』より引用
  • 建てられた教会は一切の芸術性を排したつくりになっていた。
  • 分析主体のことば以外のデータを排し、その言説の内部にとどまるのです。 内田樹『寝ながら学べる構造主義』より引用
  • 地侍たちは一揆の結束を武器に、守護の支配を排して自治を行った。
  • この時期に造られた新しい建築物は装飾を排した実用本位の形態であった。
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