振り

全て 動詞 名詞
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  • そして見ないようなりをして、やっぱり小初の挙動に気をつけていた。 岡本かの子『渾沌未分』より引用
  • と、後から急に狼狽したように叫びつつ彼は手を振りながら飛び出した。 金史良『天馬』より引用
  • 二人の娘は、広場を振りかえって見ながら渋々母のあとからついて来た。 黒島伝治『窃む女』より引用
  • 今度という今度は本気になってなんとか身の振り方を付けなければならない。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 黒岩は、傷の痛みを感じるよりも、神経が立っている話し振りで話した。 黒島伝治『武装せる市街』より引用
  • 自分の過去現在の行為を振りかえって見ると、一歩もその外に出てはいない。 島村抱月『序に代えて人生観上の自然主義を論ず』より引用
  • 僕が小説を書けない振りをしたら、人々は僕を、書けないのだと噂した。 太宰治『斜陽』より引用
  • それが面白いのでお蘭はなるたけ気がつかぬりをしてうつ向いている。 岡本かの子『みちのく』より引用
  • 今もその愉快が身体のどこかに残っていると云った話振りなのです。 梶井基次郎『橡の花』より引用
  • 相手はNさんの声と一しょに、抑えられていた手を振りもぎろうとした。 芥川竜之介『春の夜』より引用
  • 久振りで俳諧の話でもしようと思つたら、とんだ喧嘩になつてしまつた。 岡本綺堂『俳諧師』より引用
  • いつだつたかはまた八條村の附近で正面に藥師寺の塔を振り仰いでみた。 薄田泣菫『喜光寺』より引用
  • この広漠たる沙漠のなかを案内者は杖を振り先頭に立って道を進めた。 岡本かの子『百喩経』より引用
  • 第一流どころの大商店の商売振りにも明らかに影響しているのである。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
  • 婆さんは一人で、きかぬ気らしく頭振かぶりを振りながら言い続けるのである。 近松秋江『霜凍る宵』より引用
  • 俺は首を窮屈にまげて、しばらくの間うしろの窓から振りかえっていた。 小林多喜二『独房』より引用
  • 彼等の話振りを聞いて居ると、少しも病人らしい様子などはなかつた。 加能作次郎『世の中へ』より引用
  • それが何十年振りかで今年また繰返されることになったというわけだ。 岡本綺堂『こま犬』より引用
  • 彼は勢いよく頭を振り、ちょっと受刑者と兵士とのほうを振り返った。 原田義人『流刑地で』より引用
  • なかにはわざと酔っぱらった振りをしてお駒にしがみついて行く奴もいる。 織田作之助『青春の逆説』より引用
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