持ちかえろ
全て
動詞
18 の例文
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あのお持ちかえりになった卵を取りにゆこうとして、見てしまいました。
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このあいだお嬢さんがお持ちかえりになった映画館のプログラムですね。
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それでこの男は意識してか無意識にかこの帽子を持ちかえったんですな。
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彼らは森林の端から西方に向かって進んだが、暑熱が厳しかったため我々が天幕を残してきた場所までは達し得なかった。彼らが持ちかえったものは比較的価値のないもののみであった。例の三本の白楊樹の場所まで行ったのであるが、その途はボグァラの屍体を頼って進んだ。
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着ている分には重くないが、まとめて手に持つと、ずしりとする重量感があった。右手から左手へ持ちかえながら、彼は追われるように急ぎ足で歩いた。その中どこかで道を間違えたらしい。
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平賀が本部へ持ちかえった資料は、事件に何の進展ももたらさなかった。方程式を解くためには未知数が多過ぎるのである。
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いや、それこそ彦田博士の工場であった。今そこでは、帆村の持ちかえった極秘の塗料の研究がすすめられている。
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その夜も彼女は深夜遅くまで仕事をしてきたらしく、夜中に帰ってきた。半円状のケーキが載った大きな皿を、おみやげに持ちかえってきていた。
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そのまま事が済めば、そんなものは歴史の闇から闇へと葬られたはずなのだけれど、たまたまその部隊を指揮していた大尉が、ペトログラード大学の生物学の大学院生だったのね。彼はその頭骨を拾いあげて営舎に持ちかえり、じっくりと調べてみたの。そしてそれが彼がこれまでに見たことのない種類の動物の頭骨であることを発見したの。
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左肩に怪我しているために持ちかえることが困難だったのだ。スーツケースの取っ手をきつく握っていたせいでこわばった右手をのばすと、彼はこう答えた。
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この火が神から昆虫に与えられた。彼はこの火とともに、火の作り方の秘密をも、持ちかえったわけだ。火打ち石と鉄による火のつくり方は、トラドヤス族の間で行なわれているもっともふつうのやり方である。
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パーティーなどに行くと、帰りに、飾ってあった花を女性客に分けてあげたりするところもあるし、私も以前はそういうことが嬉しかったような気がする。その頃は持ちかえった花の世話も自分でしていた。花を活けるのは楽しい。
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これをおわかれのしるしにさし上げますから、お持ちかえりくださいまし。
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なにはさておき、すでに確保しているシトゥールを守りぬくことが先決だと、思ったのである。これらはなんとしてもパタンガへ持ちかえらなければならなかった。
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彼等はただ、こういう別天地に立ったということを世俗に見せてやりたかった。口でしゃべるより、証拠を持ちかえったほうが手取り早いと思ったのである。若者らしい考え方だった。
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征服者たちは根気くらべに破れ、城主の四肢を切りきざんだあと、その死骸を広大な、砂州のただなかへ放擲した。帰路についたかれらは、結局戦利品を持ちかえることができなかったのだ。アンドレッドの秘宝は、こうして征服者の魔手から護りとおされた。
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往復に要する時間は十三分であった。彼は上昇率二四四米/分、降下率三〇五米/分というデータを持ちかえった。
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