拾う

全て 動詞
1,873 の用例 (0.01 秒)
  • 余は今記念の為に、川に下りて川水の中から赤い石と白い石とをひろった。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 夫婦の方では娘の養子にするいい男を拾ってきたつもりなのには弱った。 日本経済新聞社『私の履歴書』より引用
  • 私はこの人たちが火葬場へ仏の骨を拾いに来たのだということを知った。 白柳秀湖『駅夫日記』より引用
  • 次第にその動きを増していく胸の鼓動こどうおさえつつ音のひびきを耳で拾って。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第16巻』より引用
  • わたしはおまえおとしていくものをいつもひろってばかりいるのをらないのか。 横光利一『鳥』より引用
  • 好きな研究に没頭する時間を拾い出すのはなかなか容易でないのである。 寺田寅彦『学問の自由』より引用
  • では私は、今向こうから歩いてくるオランダ人に拾われることにします。 原田宗典『旅の短篇集 春夏』より引用
  • 第三行と第四行と第五行とから、これだけの意味が拾えたように思った。 海野十三『少年探偵長』より引用
  • 俺を拾った日の事をよく話してくれた五郎二に、こう訊いたことがある。 田辺青蛙『生き屏風』より引用
  • その際、犯人は何かを落としたらしく、それを拾おうとしたようだった。 海月ルイ『プルミン』より引用
  • 先生は今千蔵のうわごとから、たいへんな意味を拾い出したのであった。 海野十三『火星兵団』より引用
  • 唯一動じなかった男が、彼女の落とした帽子を拾いながら一歩前に出た。 今野緒雪『スリピッシュ! 03 ひとり歩きの姫君(前編)』より引用
  • それから何かを拾う振りをして身体をかがめ、テーブルの下を覗きこんだ。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 銭を争って拾う民衆の間に、いつとはなしにその言葉が合唱されていた。 半村良『戦国自衛隊』より引用
  • 拾われた胸と左腕が首に着いたとみるや、まばたきする間に一体化していた。 友野詳/清松みゆき/西奥隆起『妖魔夜行 眠り姫は夢を見ない』より引用
  • ここで車を拾えば、志ん生や馬生の住んでいた団子坂下を通って行ける。 矢野誠一『志ん生のいる風景』より引用
  • 父はその石を拾ってみたがそれは何の不思議もない小砂利に過ぎなかった。 岡本綺堂『父の怪談』より引用
  • 子供の頃、川で拾った石は、上流から流されてきたものだったのである。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • それは手紙の落ちてた所から数歩先で彼が拾ったも一つの紙片だった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 階段の下に転がっていたのを、乗降客が拾っておいてくれたのだという。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
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