拾い集め

699 の用例 (0.00 秒)
  • 源助が指図して動いた聞き込みは、四日でおよその話を拾い集めてきた。 山本一力『損料屋喜八郎始末控え』より引用
  • 銭十一文のちりぢりにならぬうち、一刻も早く拾い集めなければならぬ。 太宰治『新釈諸国噺』より引用
  • と真顔で叫んで、とうとう十一文、自分ひとりで拾い集めた振りをした。 太宰治『新釈諸国噺』より引用
  • ぼくはパンのかけらを紙に巻き、下に落ちたくずは注意深く拾い集めた。 クロウリー『エンジン・サマー』より引用
  • それを看護婦と、巻上や石浜まで一緒になって拾い集め水槽へと入れる。 牧野修『ファントム・ケーブル』より引用
  • もしそれかかる例証れいしょうを文学中より拾い集めんとすればほとんど無数である。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 彼女のかけらを拾い集めて、ケースの中にためこんでた時より、ずっと。 綿矢りさ『蹴りたい背中』より引用
  • あなたはその死者たちの残したほほえみを拾い集めさえすればいいの。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • いろいろな関係者から手渡されたものや、屑籠くずかごから拾い集めたものです。 クリスティ/川崎淳之助『他訳 ミス・マープルのご意見は? 2』より引用
  • 心臓しんぞう鼓動こどうおさまるのを待ってから、落とした書類をひろい集めにかかる。 賀東招二『フルメタル・パニック!02 疾るワン・ナイト・スタンド』より引用
  • 笑いながらいちかは丁寧ていねいに将棋の駒を拾い集め、箱の中にしまい始めた。 神野オキナ『あそびにいくヨ!第07巻』より引用
  • 子供のように楽しみながらジュリアンは一時間ものあいだ言葉を拾い集めた。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(上)』より引用
  • 骨を拾い集めた後で、最大の注意を払って鐘の下の塵やほこりを調べよ。 フーリック/大室幹雄訳『中国梵鐘殺人事件』より引用
  • 雑魚寝の中にいる知らない顔は、そのようにして拾い集めて来た連中だろう。 森村誠一『人間の証明』より引用
  • 馬鹿なこと言っていないで、そのへんの銭を拾い集めて帰るんだ。 酒見賢一『後宮小説』より引用
  • 顔に片手を当てた母が、床に散らばった何かの本を拾い集めている。 沢木冬吾『償いの椅子』より引用
  • 老人は葦を捨ててその魚を拾い集め、舟いっぱいに積んで家へ帰った。 駒田信二『中国怪奇物語〈神仙編〉』より引用
  • 橋の手前に壊れかかったというよりは拾い集めた板切れで建てたような小屋がある。 伊藤野枝『転機』より引用
  • 破片を拾い集めたいのだけれど、どこから手をつけたらいいかもわからない。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • 私はそれを拾い集めて、また彼女に持って行くために貼り合わせた。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(上)』より引用
  • 次へ »