拵えろ

全て 動詞
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  • じゃ一緒に預っておくから、もう三年辛抱して二十両こせえろ。 麻生芳伸編『落語特選(上)』より引用
  • 初め岩村先生は二千円を拵えろといい、二千円あれば旅費と向うに行って一時就職する迄の費用はあると言う。 高村光太郎『美術学校時代』より引用
  • お菜は何にしましょうと云って来ると、何でも好いから、お前の内でこしらえるような物を拵えろと云う。 森鴎外『ヰタ・セクスアリス』より引用
  • 失礼のないように頭を拵えろということだ。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
  • この平井山の見晴らしのよい場所に、むしろの席をこしらえろ。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 中川さん、良人やどが先日貴君あなたの処で伺ったと申してお料理のたびに必ずいものとにがいものを拵えろと申しますが酸いものはまだ出来ますけれども苦いものには困ります。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • あっちへ行って、宝のあるだけを、順序好く 積み上げて、ついに見られぬおごりの優れた見物みものを 拵えろ。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • ですが、そりゃわっしどもはじめ世間で感心する事で、当の対手あいては何のむすめッ子の生命いのちなんざ、幾つ貰ったって髢屋かもじやにも売れやしねえ、そんな手間で気の利いたこうの物でもこしらえろと、こういった工合ぐあいでなくッちゃ色男は勤まりませんよ。 泉鏡花『黒百合』より引用
  • 大抵な家だって病人があるとソレ牛乳を飲ませろ、玉子を食べさせろ、お粥を拵えろのといってこれだけの材料を使うけれどもお粥の不味まずいのに玉子の半熟に牛乳をただ飲まさせられては病人もきるからね。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 一つはおろかむこの話で、嫁の里に行ってそれを御馳走ごちそうになり、名を教えてもらってかえみちすがら、溝を飛び越えた拍子ひょうしにその掛声と取ちがえ、ピョイトコサをこしらえろと嫁に命じ、それを知らぬというので怒って火吹竹ひふきだけで打つ。 柳田国男『木綿以前の事』より引用
  • それとも無縁塚でもこしらえろってのか? 高橋克彦『だましゑ歌麿』より引用