拭う

全て 動詞
1,121 の用例 (0.00 秒)
  • それでも背中から武器が飛んでくるのではないかという恐怖は拭えない。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第08巻 「風塵の群雄」』より引用
  • はじめはもちろん親がついて入って、用のあと紙でお尻を拭いてくれる。 赤瀬川原平『優柔不断術』より引用
  • 四号は雑布を握ったまま百八十度回転してもと来た床の上を拭いて回る。 豊田穣『海兵四号生徒』より引用
  • 涙を、力をこめてぬぐうと、もう坂を上って来る父と娘の姿は消えていた。 赤川次郎『輪舞―恋と死のゲーム』より引用
  • 総江はただ何も言はずに、多次郎の泥だらけな足を丁寧に拭いてやつた。 坂口安吾『竹藪の家』より引用
  • その燈火の下で竜之助は、秋の水の流れるような刀を拭うておりました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • その晩、一間のうちでしきりに刀をぬぐうているのは机竜之助であります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 肉体の憶えている痛みは、人にとっては拭うことのできないものなのか? 富野由悠季『機動戦士ガンダムⅢ』より引用
  • その疑念を浮かべたこともあったが、疑いはもうきれいにぬぐわれている。 鈴木光司『ループ』より引用
  • わたしはグルロウズ師がよくやっていたようにマントの端で額を拭った。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書4』より引用
  • 妹はさまざまの不快な思いをできるだけぬぐい去るように努力してくれた。 カフカ/中井正文訳『変身』より引用
  • 金蔵は、どうしたのか、面を伏せて沈んで涙を拭いているらしいのです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • それを拭おうともせずに彼女は、自分の胸をシッカリと掻き抱いていた。 夢野久作『少女地獄』より引用
  • おまえの女房がられた現場だって犯人はちゃんと指紋を拭いていった。 樋口有介『風の日にララバイ』より引用
  • 黒雪姫は、ウインドウに描かれた模式図をてのひらぬぐって消しながら答えた。 川原礫『アクセル・ワールド 05 -星影の浮き橋-』より引用
  • これに関する自分の記憶は実に綺麗にぬぐわれたように消えてしまっている。 寺田寅彦『重兵衛さんの一家』より引用
  • ぼくは鼻の下が濡れていることに気づいて、それで拭うと黒く染まった。 佐野良二『闇の力』より引用
  • 僕がそう言うと、姫路さんは目元を拭っていつもの笑顔を見せてくれた。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 06』より引用
  • ブリッジで三人は、ズールーが涙の流れる目を拭いているのを見つけた。 ジェイムズ・ブリッシュ『07 小惑星回避作戦』より引用
  • 先ほどの恐縮ぶりは、少女の表情からはもうきれいにぬぐい去られている。 伏見健二/高井信/山本弘『妖魔夜行 魔獣めざめる』より引用
  • 次へ »