拝む

全て 動詞
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  • が不幸にして中村君の保証しただけの美しいのを拝む事は出来なかつた。 若山牧水『木枯紀行』より引用
  • 神として拝んだかもしれないし、逆に恐れて逃げ隠れしたかもしれない。 稲垣美晴『サンタクロースの秘密』より引用
  • 聖書の十戒には神が偶像を拝んではならないと命じられたと書いてある。
  • 成の細君は前の人がしたように銭をつくえの上に置いて、香を焚いておがんだ。 蒲 松齢『促織』より引用
  • その話が世間に伝わって、それを拝みに来る者がだんだんに殖えて来た。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 両手を自由に動かすことが出来たら、手を合わせて拝んだことであろう。 大藪春彦『唇に微笑心に拳銃 前・後編』より引用
  • 水は、籠城兵にとれば、生命の水だから、おがんで使っているほどだった。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 僕は香を上げ花を上げ水を注いでから、前につくばって心のゆくまで拝んだ。 伊藤左千夫『野菊の墓』より引用
  • お前ら、今まで百円なんてえ札束を、一度でも拝んだことがあったかね。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • 言われなくても、明日はタクヤ君の顔を拝むだけにしておこうと思った。 今野緒雪『マリア様がみてる 13 真夏の一ページ』より引用
  • 私は、赤い停止棒をふっている仲間に向かい片手で拝んで、後を追った。 伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』より引用
  • その落日を、祖母が手を合わせて拝むものですから、僕も真似をしてね。 有栖川有栖『朱色の研究』より引用
  • このお寺では像の後ろにまわってこのワッハッハ顔を拝むことができる。 柴門ふみ『ぶつぞう入門(下)』より引用
  • でも近所にあるからといって、おがみに行くわけじゃありませんからね。 西風隆介『神の系譜Ⅵ 竜の時間 神国』より引用
  • 一回の布施が十万銭、その正体を拝むまでには幾十万銭に及ぶのであった。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 男の人の裸姿なんか、私に拝ませないように、なんとか才覚できないの。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • ことに宮様の御顔を拝むなどと云う事は明治の御代みよでなくては出来ぬ事だ。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • 安さんが暖簾の近くに坐っていた稔に片手をあげて拝む真似をして言った。 井上ひさし『青葉繁れる』より引用
  • それに一度も顔を拝んだことのないやつのために、身体を張りたくはないね。 入間人間『電波女と青春男 第08巻』より引用
  • いくら心の中でうったえても、二度と麻貴のメイド姿をおがむことはなかった。 野村美月『文学少女シリーズ09 “文学少女”と恋する挿話集1』より引用
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