押入る

全て 動詞
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  • そこから君の部屋の押入れの中へおりて来て、盗みを働くことも出来る。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • 玲は急いで部屋に戻って、押入れの中から隠していたものを取り出した。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • 少年たちは押入れのことが頭に浮かんだが、力が抜けてしまっていた。 トウェイン/鈴木幸夫訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
  • 彼は押入れのなかの品を並べかえ、なんとかそれのしまい場所を作った。 星新一『きまぐれ博物誌』より引用
  • もう、どんなにしてふとんを押入れから出していいのか分らなかった。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • と言って押入れのふすまを細くあけ、何か取り出してテーブルの上へ置いた。 半村良『聖母伝説』より引用
  • それが、部屋に押入ってきた者の眼に触れたことは、疑いようがなかった。 勝目梓『炎』より引用
  • そこで、彼はさっそくその晩から押入れの中へ寝ることをはじめました。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 彼はそのまま物を思うように立ちつくし、押入れの内容物をのぞいている。 ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(上)』より引用
  • 気づいて逃げたのかと思うと、押入れをなかからゆすぶっている音がする。 平岩弓枝『御宿かわせみ 01』より引用
  • 私がそう聞くと、かずよしは押入れにとび乗り、私の隣に座って言った。 綿矢りさ『インストール』より引用
  • 幼いころ、夏が来るたびに決まって母は押入れの奥から蚊帳かやを取り出した。 平松洋子『アジア おいしい話』より引用
  • 淳二の頭の中には二階の押入れにある七千万円のキャッシュが泛んでいた。 半村良『回転扉』より引用
  • 正面の壁に床の間と押入れがあり、左の壁に行灯あんどんの乗った地袋があった。 飴村行『粘膜人間』より引用
  • 俺は、みどりの死体を、しばらくの間、押入れに隠しておくことにした。 西村京太郎『夜が待っている』より引用
  • 拓一は立って行って、押入れの風呂敷包みから、その文書を出して来た。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • 板戸の中は押入れのようになっていて、そこに三人の少女がならんでいた。 山田風太郎『忍法落花抄』より引用
  • 机の下や押入れの中へ入らんことには落着いた気がしないという。 開高健『青い月曜日』より引用
  • が、前の持ち主の魂が押入れの中に息をひそめているような気がした。 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』より引用
  • 黒崎は自分でビニール袋とガスのホースを押入れにしまいながら言った。 勝目梓『その死を暴くな』より引用