抱え

全て 動詞
23,323 の用例 (0.01 秒)
  • それは死んだ人が自分で抱えて持っていくしかないものごとだったんだ。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • だが、上条には気にしなければならないほどの大きな事情を抱えていた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第02巻』より引用
  • グーセフは両膝を抱えて、その上に頭をのせながら故郷のことを考える。 チェーホフ・アントン『グーセフ』より引用
  • 周馬はお千絵を引っ抱え、お十夜は当身をくれたお綱の体を抱いている。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 父は小姓でも抱えたような気になって、鶴見に世話をさせて喜んでいる。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
  • なによりもまずきみは貴重品がやられて頭を抱えているんだからな。 アンブラー/田村隆一訳『あるスパイの墓碑銘』より引用
  • あいつは山のようなスケッチを抱えて毎日のようにわたしの所に来た。 市川陽『放課後のロックンロール・パーティ』より引用
  • が、間もなく大きな石を二つ程重そうに抱えて来て、船に積み込ませた。 大阪圭吉『死の快走船』より引用
  • 人間の首と龍の頭とを抱えて、若い男と女とは何処へさまよって行ったか。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • それならば彼はなんの為にこんなものを抱え歩いているのだろう。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 倉敷駅の改札口を出ると、小さな犬をかかえている女のが目についた。 原民喜『永遠のみどり』より引用
  • オルガは片腕にいっぱい薪を抱えて家のなかへ入ってくるところだった。 原田義人『城』より引用
  • そしてさも大事そうに両の手に目笊めざるを抱えながら彼の側へ馳けて来た。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 弦之丞は女の激しいふるえを感じながら、黙ってお米の手を抱えていた。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 手が痛くて、もう子供をかかえきれないから早く来てくれというのであった。 原民喜『夏の花』より引用
  • 黒い姿が紫色の風呂敷包みを抱えて鶴原家の前の木橋の上に立っていた。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 女は両腕に抱えた十余枚の洗い立ての浴衣の向うから愛想よく一礼した。 夢野久作『女坑主』より引用
  • 黒い旗の動きが更に大きく広がり、高い波のような揺れを抱えながら走る。 市川陽『放課後のロックンロール・パーティ』より引用
  • そして膝の上に、両袖で蔽うようにして、何かを大事そうに抱えています。 豊島与志雄『三つの悲憤』より引用
  • わたしは金太郎の人形と飾り馬との二箱を風呂敷につつんで抱えていた。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
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