抜ける

全て 動詞
5,833 の用例 (0.02 秒)
  • その話を聞いただけでも、おれはもう魂が抜けたようになっているのだ。 岡本綺堂『青蛙神』より引用
  • その足で彼は慌てて崩れかかりそうなくぐり門を抜けて庭を飛び出した。 金史良『天馬』より引用
  • 室の戸口まで行って横にさした鉄の棒の抜けはせぬかと振り動かして見る。 夏目漱石『幻影の盾』より引用
  • 我々の未来が過去の歴史や過去の英雄から抜けだすことはありうるものだ。 坂口安吾『もう軍備はいらない』より引用
  • 太陽が籠の目を抜けて彼女の顔に落ちそこに薄呆けた斑点を作つてゐる。 十一谷義三郎『静物』より引用
  • じっと見るとどこか間が抜けていて、すっきりとはしていないのである。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • お守りをしているようなふりをしてソッとここまで抜けて来たのですわ。 海野十三『地球盗難』より引用
  • 父が死んだ事を知ってから、自分はいよいよ腑抜ふぬけたようになりました。 太宰治『人間失格』より引用
  • 微妙に気が抜けるけれど実際にネギ先生の過去がそこに書かれていった。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • 建物のあいだの細い通路を抜けてはじめて、海岸を見渡すことができた。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • そのまま鳥打を眉深まぶかに冠り直して材木の間を右に左に抜けて往来に出た。 夢野久作『黒白ストーリー』より引用
  • 重なり合った町家の屋根からずっと空へ抜けて胸から以上出ております。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • すると姉の足の力が抜けて、その場に倒れてしまったのでございます。 ドイル・アーサー・コナン『まだらのひも』より引用
  • いずれもガッチリした体格ではあるが、気の抜けたような顔をしていた。 魯迅『「吶喊」原序』より引用
  • 田舎いなか風の屋造やづくりのことで、裏口から狭い庭を通って、表の方へ抜けられる。 島崎藤村『家』より引用
  • いままで秋になると毛が抜けるというようなこともありませんでした。 上村松園『三味線の胴』より引用
  • 路地を抜けると、数十メートル先に車のライトが流れているのが見えた。 角田光代『対岸の彼女』より引用
  • 俺がやっているのはあくまでAV、ビデオを見た男が一発抜ける作品だ。 足立倫行『アダルトな人びと』より引用
  • しかもいて言葉を出そうとすると、口へ出ないで鼻へ抜けそうになる。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 私は子供の竿を抜きにかかつたが、元の方の二本が固くて抜けなかつた。 葉山嘉樹『氷雨』より引用
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