抜く

全て 動詞
4,184 の用例 (0.01 秒)
  • だから役人共はその釘を抜いて窓を開けて見る必要を認めなかつたのだ。 森林太郎『病院横町の殺人犯』より引用
  • も一人の方は、大きな手で束から二三枚を抜いてロシア人にやっていた。 黒島伝治『氷河』より引用
  • そして既に現在の作品が群を抜いた立派なものである事も確かである。 寺田寅彦『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』より引用
  • とはいっても、一時いつときも気をくことのできない日々の連続であったのだ。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅢ Side ColorsⅢ』より引用
  • 手を抜くとまではいかなくても、自分の都合で勝手をやる者は出てくる。 平安寿子『くうねるところすむところ』より引用
  • なんといってもこれは、ピアノ・トリオからピアノを抜いた練習なのだ。 藤谷治『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』より引用
  • それを抜いて安心させて遣ろうと云う意志が自分には無いではないか。 森鴎外『雁』より引用
  • 磨き抜かれた廊下を通っていくと、時代劇に出て来るような座敷に出た。 山村美紗『京都西陣殺人事件』より引用
  • 今日刀を抜いて指揮するため危険予防上指揮刀を必要とするのである。 石原莞爾『戦争史大観』より引用
  • こんなところまで四人も連れてきて、派手に殺しておいて、歯を抜いた? 森博嗣『G 05 λに歯がない』より引用
  • どうかすると、剣を抜いて道に立てて、その倒れる方へ行ったりもした。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • この光景が、すべての緊張しきった空気を一時に抜いてしまいました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 張宝はほとばしる黒血へ手をやって、わッと口を開きながら矢を抜いた。 吉川英治『三国志』より引用
  • 又他の者は夕飯を抜く事を強制され、そして或者は、打たれさへもした。 ゴールドマン・エマ『死んだ魂』より引用
  • と声を筒抜かせ四郎は四辺あたりを見廻わしましたが、老人の姿は見えません。 国枝史郎『天草四郎の妖術』より引用
  • しかも呪われたことには私は次の本をまた一冊抜かずにはいられないのだ。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • だが、山田さんの努力を感謝する心で、その中から、少しばかり抜いた。 折口信夫『橘曙覧評伝』より引用
  • 俺達が無理に抜こうとすれば その瞬間に接近戦を仕掛けられて負ける! きゃんでぃそふと『つよきすACT C』より引用
  • 自分の力では追い出せない嫌な物を抜いてくれるのが、セックスだった。 夏石鈴子『家内安全』より引用
  • 私が私の闘いを残りなく闘い抜いた道の果てに立って私を待っていなさい。 三好十郎『冒した者』より引用
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