折々

全て 副詞 名詞
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  • 私など少し大きくなりましてからは、折々お茶の会に行つたりしました。 与謝野晶子『私の生ひ立ち』より引用
  • 折々にその話をして見るが他の人にはそんな事があるというを聞かぬ。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • それからは折々このまま伯林ベルリンで死んだらどうだろうと思うことがある。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • 折々老人などがせがれの教育のために何千円ついやしたというを聞くことがある。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • また折々は私の方から現任大臣の室に出掛けて話をすることもあります。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 留守中自分が折々手紙をあげたのをよほど心持よく感じられたのだろう。 宮本百合子『日記』より引用
  • 折々裁判所へ出かけて行くらしいので、僕は高利貸かなとも思っていた。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 空はどんよりと濁り風は折々高い木の梢に雨のような響きをたてている。 金史良『光の中に』より引用
  • 折々振り返っておれの方を見る、その目には感謝と忠実とが映じている。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • 東京では折々そんなのを売っているからよほど吟味して買わねばならん。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 折々に様々な宗教学者の関心を惹きつけたが、そうした学者を拒絶した。
  • そして折々気をかえるために海の波の上に下り立った、というのである。 寺田寅彦『宇宙の始まり』より引用
  • お常は折々只ぼうっとしてくうを見ていて、何事も手に附かぬことがある。 森鴎外『雁』より引用
  • 露骨な人の立居振舞の折々にも、気のあるところはそれと推測が出来る。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 折々おりおりおまえさんになにかいうごとに二階で聞いて知っていますよ。 今村信雄編『古典落語(中)』より引用
  • 病人は静かな男であったが、折々夜半よなかに看護婦を小さい声で起していた。 夏目漱石『変な音』より引用
  • むかしの山里にはこうした奇怪な行方不明者が折々はあったようである。 池田弥三郎『話のたね』より引用
  • それは昼になつてはもう影もなくなつたが、それから折々さうした日が続いた。 若山牧水『村住居の秋』より引用
  • 折々前から来る人に馬から落ちそうだと注意された事もあった。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 夜は前の涼台に腰かけて、たれかれと世間話する、これも折々は面白い。 種田山頭火『其中日記』より引用
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