投げ出すやう

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  • 太田は私と並んで腰を下して、投げ出すやうに云つた。 葉山嘉樹『万福追想』より引用
  • けれども投げ出すやうにしてある兩手も、顏の色も眞白であつた。 素木しづ『珠』より引用
  • 家中どこにゐても楽々と手を伸し、足を投げ出すやうな屈托のない明さはなかつた。 田畑修一郎『鳥羽家の子供』より引用
  • サチ子の言葉はすでに投げ出すやうだつた。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • ムキに男に抵抗して遮二無二しやにむに鎖を引きちぎられた時、女は投げ出すやうにかう云つて男を睨んだ。 長与善郎『青銅の基督』より引用
  • 山根省三は洋服を宿の浴衣に着替へて投げ出すやうに疲れた体を横に寝かし、片手で肱枕をしながら煙草を飲みだした。 田中貢太郎『水郷異聞』より引用
  • 投げ出すやうに云った。 金田千鶴『夏蚕時』より引用
  • と、内海達郎は投げ出すやうに言つた。 岸田国士『ある夫婦の歴史』より引用