手当り次第

全て 副詞
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  • 手当り次第に読んだ資料本の中に、日本の宗教をそう断じたものがあった。 新田一実『死者の饗宴 霊感探偵倶楽部』より引用
  • だれか、といっても、手当り次第にだれでもかまわないのではなかった。 藤堂志津子『やさしい関係』より引用
  • 太郎は毎日のように蔵の中にはいって惣助の蔵書を手当り次第に読んでいた。 太宰治『ロマネスク』より引用
  • いかにも手当り次第といった感じで、私は素子に注意を与えたことがある。 外村繁『日を愛しむ』より引用
  • ソ連軍が満州で掠奪りやくだつや婦女子を手当り次第に犯したことも聞いています。 三浦綾子『銃口』より引用
  • が、ウチはもう、肩にかぎらず体のどこの肉でも手当り次第、の感じや。 荻昌弘『大人のままごと』より引用
  • 人間の男はそこまですることはないけれど、なかには手当り次第という人もいる。 姫野友美『女はなぜ突然怒り出すのか?』より引用
  • そこではなんでも手当り次第に呑まなくてはいられない事になる。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • 父大臣は心痛して、いまは手当り次第に、たのみをかけるのであった。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 手当り次第に本を見るうちにも西南戦争の推移がおぼろげに分かってきた。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • 傍えに酒があれば手当り次第にあおることによって、この興奮を転換させる。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • だから手当り次第に相手をもとめ、私までも彼のマリヤにされてしまった。 石川達三『充たされた生活』より引用
  • 全く、手当り次第に取りあげてみる、どの人であってもよいのですから。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 僕は京都へ行って、手当り次第に古本を買い占めようと思ったんだよ。 織田作之助『郷愁』より引用
  • また、モササウルス類は海中生物を手当り次第に食べていたと考えられる。
  • そこいらの物を手当り次第に掴んでは投げているらしかった。 松本清張『絢爛たる流離』より引用
  • コジキになってしまったんだから、なんでもかんでも手当り次第に食うのさ。 三好十郎『その人を知らず』より引用
  • 他船の網を手当り次第に上げるようになって、仕事が尻上りに忙しくなった。 小林多喜二『蟹工船』より引用
  • 始めは壁土を喰ひたくて耐らぬので人に隠れては壁土を手当り次第に食つた。 村山槐多『悪魔の舌』より引用
  • だから手当り次第に店の品物を十把一からげにして一箱一両で売りに出した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
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手当り次第 の使われ方