手取り早い

全て 形容詞
22 の用例 (0.00 秒)
  • 大会社だって争うよりは金を出したほうが手取てつとり早いのを知るだろう。 ドイル/延原謙訳『恐怖の谷』より引用
  • 手取り早く殺してしまうことは、いやでもあるし、またやろうともしないのだ。 魯迅『狂人日記』より引用
  • 口でしゃべるより、証拠を持ちかえったほうが手取り早いと思ったのである。 新田次郎『槍ヶ岳開山』より引用
  • そのための手取り早い方法は、妻の命を金にかえることである。 上野正彦『死体は生きている』より引用
  • 二人は加藤の手取り早いその処置に感謝していたが、別にありがとうとはいわなかった。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • 基はそのほうが手取てっとり早いだろうと思った。 光瀬龍『明日への追跡』より引用
  • そしてなるべく手取り早く犯罪事件にはいることにしよう。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • 「あなたの息子さんが来てじゃ」と彼は手取り早く云った。 直木三十五『サレーダイン公爵の罪業』より引用
  • 手取り早く言へば、あの雄しいパリス様がお前を御所望なのです。 シェイクスピア/福田恆存訳『ロミオとジュリエット』より引用
  • もちろん村民の武術に長じた者で争うのがたて前だろうが、村の生活がかかっているとなれば、専門家に依頼した方が手取り早い。 光瀬龍『歌麿さま参る』より引用
  • 手取り早く金を稼ぐために、彼が先ず始めたのは闇屋であった。 高井有一『立原正秋』より引用
  • そして何のコネもないサラリーマンが最も手取り早く確実に出世するには上役の娘と結婚することだ。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • そこで手取り早く、そこにつるしてあるお父さんの着物の中に隠れる。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • ここで当然、私の社会観もしくは人間観を述べなければならないが、それはなかなか大変なことだから、手取り早く、数言で片付けよう。 豊島与志雄『私の信条』より引用
  • 彼は、黒丸城と藤島城との連絡を断つには、このあたりに水を氾濫はんらんさせることが最も手取り早い策のように思ったのである。 新田次郎『新田義貞(下)』より引用
  • 記憶をまさぐるよりは、内容を読んだ方が手取り早いと、有馬は性急に封を開いた。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • 要するに、犬は飼い主にとって一種の分身であって、自分の犬と人間とを比較するのは、手取り早くいえば、自分を他人とくらべているようなものではないか。 安岡章太郎『犬と歩けば』より引用
  • 単に科学的な無知からではなく、その無知に一応満足しておいて、それよりもっと手取り早く利益を得ようとすればこそ、迷信の必要があるのである。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • ローマの官憲は始末をつけるのが早いし、彼の場合ならなおのこと手取り早くけりをつけたでしょう。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
  • とすれば、恋患ひなどに悶と悩んでゐないで、もつと手取り早い道を選ぶ事です。 シェイクスピア/福田恆存訳『タイタス・アンドロニカス』より引用
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