手厚い介抱

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  • 医者よ薬よで、手厚い介抱をいたしましたんで、だんだんよくなりました。 藤本義一編『古典落語・上方艶ばなし』より引用
  • わたしは自分が病気だった時分彼女から受けた手厚い介抱のことを想い浮べていた。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • それでも四十日ほどたつと、力になってくれる親切な心の友に慰められ、手厚い介抱によって生命を取りとめたフランヴァル夫人は、ふたたび立って歩けるほどの状態になった。 サド/澁澤龍彦訳『美徳の不幸』より引用
  • そこで息もたえだえのまま、手招きをして救われると、その美しい船の中で、手厚い介抱を受けることになったが、この船こそは日本の唐津からつを経て、難波なにわの津に向う渤海使ぼつかいしの乗船であった。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • それはさておき、夫婦の手厚い介抱によって、根が頑健な佐兵衛は、いくばくもなくして回復したが、回復しても大弐はかれを手離そうとしなかった。 横溝正史『金田一耕助ファイル05 犬神家の一族 v0.9』より引用
  • 金田一耕助と越智竜平の手厚い介抱によって、真帆はようやく意識を取り戻したが、しかし、それはもうついさきほどまでの真帆ではなかった。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 下』より引用