手ぬるい

全て 形容詞
108 の用例 (0.01 秒)
  • それまでにも、捜査が手ぬるいといって罵倒ばとうされたことは何度もあった。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』より引用
  • 第一に言えるのは、やはり従来の特訓では手ぬるいということだろう。 鈴木大輔『おあいにくさま二ノ宮くん 01』より引用
  • そんな男が、さっきから冷静な顔で、手ぬるい雷撃ばかり放っている。 丈月城『カンピオーネ! 02 魔王来臨』より引用
  • と、母は、夫人の批評を手ぬるがるように、あけすけな口調で言った。 武田泰淳『快楽』より引用
  • 大陸会議の反応はサリバンが考えた以上に手ぬるいものであった。
  • それが手ぬるいと判断され、組織変更という事態を招く原因になったのかもしれない。 中川靖造『海軍技術研究所』より引用
  • 併し彼女の苦悶は学校に行つて、忘れられるやうな手ぬるいものではなかつた。 伊藤野枝『惑ひ』より引用
  • 手ぬるい外交交渉にまかせておけぬと、がぜんかれらがのりだしてきた。 半藤一利『ノモンハンの夏』より引用
  • 殺し得ないからこそ、土蔵に幽閉するような手ぬるい手段をとったのではないか。 江戸川乱歩『孤島の鬼』より引用
  • 何といっても内科と婦人科のドクトルのメスには、手ぬるいところがあった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • その中には、覚醒剤に対する警察の取締りの手ぬるさを指摘するものも多かった。 西村京太郎『十津川警部・怒りの追跡(上)』より引用
  • これまでのような手ぬるいことをやっていたんでは、暴徒どもの好き放題にされるだけである。 半藤一利『幕末辰五郎伝』より引用
  • どうしたらいいのか、たいさんのやり方も手ぬるいと思った。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 山県は、西園寺内閣の社会主義者に対する取締りが手ぬるいと攻撃していた。 松本清張『小説東京帝国大学(下)』より引用
  • 警部はきっと、今までのような手ぬるいやり方をしていたことを後悔しているに違いなかった。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • 最初、喫煙場所のための規則は随分と寛容で、手ぬるい施行であった。
  • こんな手ぬるい事をしていては駄目だと思い、周囲を見回した。 吉村萬壱『ハリガネムシ』より引用
  • いや、いや、支那の警察が手ぬるいことは、香港でもう懲り懲りしている。 芥川竜之介『アグニの神』より引用
  • いや、いや、支那の警察が手ぬるいことは、香港ホンコンでもうりしてゐる。 芥川竜之介『アグニの神』より引用
  • 勿論、多少影響はしているに違いないが、とてもそんな手ぬるい結い方では満足しないらしい。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
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