所詮

全て 副詞
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  • それに、どこの国でも所詮はその国相当以上のことを期待しても無理です。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』より引用
  • 村の外の、所詮は対岸でしかない連中が異常を察知するのはいつの話だ? 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • 所詮は他人である仲間を信じてこれに自分の運命を託すことは難しい。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • いくら合格しても、一日も学校に行かなければ、所詮しよせん勝負にはならない。 三浦綾子『泥流地帯』より引用
  • 所詮しよせん女はそういうものだということが、よくわかる年齢になっていた。 林真理子『短篇集 少々官能的に』より引用
  • 短刀を持っていても所詮この相手では無手むてと同じこと、無駄とわかった。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 茂森がいかに実力者であろうと、所詮しよせん、その力は企業の内部なかに限られる。 山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』より引用
  • けれども所詮夫婦関係はこれだけのものになるのぢやないかといふ気にもなる。 坂口安吾『戦争と一人の女』より引用
  • そして、人間というものは、所詮、他人の心をどうしうるものでもない。 坂口安吾『街はふるさと』より引用
  • 昼間にも思ったことだが、人間一人の力には所詮しょせん、限界があるものだ。 水野良『新ロードス島戦記1 闇の森の魔獣』より引用
  • 骨があるように見えて、所詮あいつもほかの阿呆どもと変わらんかった。 松井今朝子『辰巳屋疑獄』より引用
  • 所詮時代の流れに抗してもそれははかない努力であり徒労であると思う。 坂口安吾『我が人生観』より引用
  • だから、所詮、菩薩の行は、この六度の行を離れて他にはないわけです。 高神覚昇『般若心経講義』より引用
  • 能役者など所詮しよせん賤業せんぎようの所行と考えていた者がまだ多かったからである。 井伏鱒二『小説日本芸譚』より引用
  • 晴代は所詮しよせん駄目だといふ気がしたが、それも二人の大きな亀裂ひゞであつた。 徳田秋声『のらもの』より引用
  • あの時代の深刻さなど、所詮は学生のお遊びだったのだと瑞穂は思う。 篠田節子『カノン』より引用
  • 他人は心が溶け合おうがなにをしようが、所詮は他人でしかありませんわ。 九条公人『サクっとEVANGELION』より引用
  • 男の作家の創造した女性は、所詮、その作家の不思議な女装の姿である。 太宰治『女の決闘』より引用
  • 我々が相手にしている読者なんて、所詮しよせんその程度のものだったんだ。 森村誠一『野性の証明』より引用
  • そういう不幸な一部があるということは、所詮宇宙の不幸なんですからねえ。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
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