懐具合

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  • 懐具合は微妙であるが、街に出ればつけがきく酒家だって数軒あるのだ。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 身分も懐具合も大きく差がある世の中の、厳しさを感じて育ってきたのだ。 畠中恵『アイスクリン強し』より引用
  • 馬の代金が入って、少々はゆとりのある懐具合ということだろうと思う。 平岩弓枝『御宿かわせみ 18 秘曲』より引用
  • そんなお寒い懐具合では、テロー広場のホテルなど思いもよらなかった。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(1)』より引用
  • 長期籠城となると懐具合の心配もしなければならない。 近藤紘一『サイゴンのいちばん長い日』より引用
  • しかし、分っているだろうが、われわれの懐具合はそう楽ってほどじゃない。 安部公房『箱男』より引用
  • というのは、ぼくの懐具合はすでにだいぶお寒くなっていたからだ。 ハインライン『夏への扉』より引用
  • 会って酒を飲んだりする時もあるが、そんな時だって、相手の懐具合のことを考えてるんだ。 夢枕獏『風果つる街』より引用
  • だが懐具合の寂しい真次郎にとって、この日は悩みの種でもあった。 畠中恵『アイスクリン強し』より引用
  • 十八の梅奴はお文の懐具合を察してでもいるようにずけずけ言う。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • このころ彼は、珍らしく懐具合がよかったのか、前後して二人の妾を持っている。 山田風太郎『明治バベルの塔 -山田風太郎明治小説全集12』より引用
  • 貧乏人どうしてえのは、どういうわけかたがいの懐具合を知ってるものなんです。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • 誰も彼も新調の服を着ていて、見たところ懐具合がいいらしく、みんな女連れだったという。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(4)』より引用
  • 顔を覚えてなくても、懐具合ふところぐあいはそういうことで見えるから、なんとなく記憶に残るじゃないか。 麻城ゆう『土の子供 (The Beans 01)』より引用
  • 今現在、真九郎の懐具合は季節と同じく真冬といえるだろう。 片山憲太郎『紅 第03巻 ~醜悪祭~ (上)』より引用
  • いくつかの値踏みと懐具合を考えた末に、男はソムリエを呼びつける。 林真理子『不機嫌な果実』より引用
  • むろん遠野と一緒なら、相手の懐具合まで心配することもない。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • その様子じゃ懐具合もよさそうと見たよ。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』より引用
  • 悪いがあんたの懐具合も調べさせてもらった。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • まず、アブサンが高い酒であることから、おのれの懐具合のよさを示すために。 鹿島茂『セーラー服とエッフェル塔』より引用
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懐具合 の使われ方