憎むもの

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  • そこで軍部が憎むものは、資本ではなくて専ら政党だということになる。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 悲しいかな人間は昔から、遠くの敵よりは、近くの同族を憎むものでね。 高殿円『カーリー 2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』より引用
  • そう言われた男は言った人を殺してしまうほど憎むものだ。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • 自分の霊を憎むものは当然どうしたって他人を愛するなどということはできません。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • 私の心のどこかに私の弱さを憎むものがあり、私はその何かに圧倒されることがあった。 イネス/池央耿訳『怒りの山』より引用
  • 私は神を愛するといいながら兄弟を憎むものは、いつわり者である。 トルストイ/北垣信行訳『トルストイ民話集2「人間にはたくさんの土地が必要か」』より引用
  • 今、彼が憎むものが一つあるとすれば、それは大酒飲みであった。 ジョイス/飯島淳秀訳『ダブリン人』より引用
  • 聖ヨハネも、「兄弟を憎むものは殺人をしたことになる」と言っておられます。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • 私の態度を憎むものは、私の意見を無視すればそれで足りる。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • あなたの中にあってあなたを憎むものは、あなたが弱れば弱ります。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』より引用
  • ジルベエルを憎むものが、この家の人間だけでないということを、忘れていたのです。 ステーマン作/松村喜雄訳『マネキン人形殺害事件』より引用
  • 妻というのは、こういう場合秘密を握っている人間を、愛人と同じぐらい憎むものだ。 林真理子『ピンクのチョコレート』より引用
  • このたちには一人として我を憎むものなし。 森鴎外『即興詩人』より引用
  • 酒を飲む者ほどまた、酒の上の不徳漢をつよく憎むものである。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • しかし、互いに犯罪を憎むものとして理解、信頼しつつ、距離を置いて協力し合っている。
  • 多数の旅客を乗せた旅客機と市民を巻き添えにしたテロを激しく憎むものである。 藤石金弥『コクピット クライシス』より引用
  • キリスト教は自然の愛を官能として憎むものである。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 記者は避難民のこの態度を憎むものではない。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
  • スプリッティングは子供が好むものと憎むものの区分けを言い表している。
  • 三、もし私が最後まで結婚を望まず、むしろ結婚による男女関係を憎むものとすれば、あなたはこれに対してどういう態度をとられるか。 瀬戸内晴美(寂聴)『美は乱調にあり』より引用
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