憎々しい

全て 形容詞
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  • わたしはあんなに憎々しげな表情をした人びとを見たことはないですよ。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 髪の長い方は憎々しげに少女を無視すると、水筒のふたを開けようとする。 恩田陸『ドミノ』より引用
  • 朱色頭は憎々しげにそう叫ぶと、今度は長槍を早業で連続突きしてきた。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 事務所で親父がその男の名を憎々しげに口にするのを何度となく耳にしている。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • 若い一人が、いかにも憎々しげな表情を浮かべて俺の正面に立った。 川又千秋『狂走団』より引用
  • わたしの横で、わたしの〝目の代わり〟が憎々しげにそんな事をつぶやいた。 奈須きのこ『空の境界 (下)』より引用
  • ツバメは自分でも不思議ふしぎなくらい憎々にくにくしげにその言葉を口にしていた。 新井輝『ROOM NO.1301 03 同居人はロマンティック?』より引用
  • 憎々しげに言って、それでも亜子は、そのときだけ葵を解放してくれた。 早見裕司『メイド刑事02』より引用
  • 憎々しげな面がまえだが、よくみると童顔で、意外に若いのかもしれない。 陳舜臣『秘本三国志 01 (一)』より引用
  • 彼女の一メートルほどうしろに、憎々しげな顔をして立っている。 伏見健二/高井信/山本弘『妖魔夜行 魔獣めざめる』より引用
  • 予想はしていたが、なんとも憎々しげなこの言い方におれは頭へきた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター02 エイリアン魔獣境 I』より引用
  • 「気を失っていればよいものを」おじいさんが憎々しげな声でしゃべる。 初野晴『漆黒の王子』より引用
  • 麗奈は憎々しげに女をにらみつけてから、その白いほおに平手打ちをくれた。 吉村達也『ふたご』より引用
  • 言うに言われぬ変な顔をして、大きなロシア人の脇腹を憎々しく小突いた。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • 憎々しげにいってから立ち上がって、座布団を手に、廊下を去っていった。 西風隆介『神の系譜Ⅴ 竜の時間 亡国』より引用
  • そう憎々しげにいうのは、すでに二児の母となっている友人である。 群ようこ『撫で肩ときどき怒り肩』より引用
  • 銀造は憎々しげな一瞥いちべつを徹にのこして、そそくさと部屋から出ていった。 横溝正史『びっくり箱殺人事件』より引用
  • 何を太平楽を言うかと言わんばかりに、父は憎々しく皮肉を言った。 有島武郎『親子』より引用
  • 細君に対する遺恨で胸のなかが煮えくり返って、彼は憎々しげに考えた。 チェーホフ・アントン『富籤』より引用
  • 弥生はかすかにまゆをあげると、憎々しげに相手の顔を見おろしている。 横溝正史『誘蛾燈』より引用
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憎々しい の使われ方