態と

全て 副詞
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  • お雪伯母は私の顔に墨を塗つて置いて、わざと伯父の所へ私をやつたのだ。 加能作次郎『世の中へ』より引用
  • 喫茶室に隆司がいることは気付いていたが、わざと視線を合わせなかった。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • 言葉をわざと省略して頸の形だけを云つて女の気もちを其れに托してある。 与謝野晶子『註釈与謝野寛全集』より引用
  • だから妾犬扱ひにしてわざとお客の前で足の指を舐めさせてやつたりするわ。 長与善郎『青銅の基督』より引用
  • 態とは、動詞が示す出来事をどの方向から見るかを表す形態である。
  • と云うので、わざとお梅の巾着の中に三両ばかり入れた儘置いて帰った。 鈴木行三『闇夜の梅』より引用
  • 可能態とは、何かの動作を行うことが可能であるということを示す文法形式である。
  • 彼は蠅男と決戦をする為にわざとそう云う機会を作ったのだった。 海野十三『蠅男』より引用
  • わざこはい顏をしますと、千代は驚いて女中部屋の方へ駈けて參りました。 小山内薫『反古』より引用
  • 私がお前を罪に陥してやろうとして、態と見ぬふりをしているのが分らないのか? 松永延造『職工と微笑』より引用
  • 他のものは態と太十を起して蚊帳の釣手を切って後から逃げるというのであった。 長塚節『太十と其犬』より引用
  • これは嵐山らんざん戸無瀬となせの滝を目の前に控へてゐるので、滝はわざかなかつたのだ。 薄田泣菫『茶話』より引用
  • 上りの列車を待つ間私は態と女と離れて居た。 長塚節『隣室の客』より引用
  • 此頃は人の前で態とこんなことをして見せたがる癖の出来た女を病的になつて居るからだと男は見て居た。 与謝野晶子『午後』より引用
  • 唐鍬たうぐはもたえしたもんぢやねえかな」おつたはわざ唐鍬たうぐはそばつた。 長塚節『土』より引用
  • 脇田は態と冗談めかして言い、重い話題を避けようとして八城に訊いた。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • 京都には、態と表情を殺してゐるやうな女がよくあるが、あれは中々いゝと思ふ。 黒田清輝『女の顔』より引用
  • 武骨な豪傑肌ごうけつはだの叔父さえも、つつしんでしている中で自分だけわざとそういうことをした。 志賀直哉『城の崎にて・小僧の神様』より引用
  • かれはまだ、月弥がわざと『山里』へ誘導してきたとは思ってもいない。 山藍紫姫子『色闇』より引用
  • 多勢の村人に遇ふのを避けるために、市のたつて居る本通を行かずに態と裏路を行つた。 加能作次郎『厄年』より引用
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態と の使われ方