感ずる

全て 動詞
4,644 の用例 (0.01 秒)
  • おようさんにはおようさん自身がどんな姿で感ぜられているか知らない。 堀辰雄『菜穂子』より引用
  • 魂もどこかへ行っているようで、病気にさえかかったらしく感ぜられた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 私はこれはこの世界の持つ一つの evil と感ぜずにはいられない。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • それならばこうしたことを常に感ずるような人間は不具なのかも知れぬ。 中島敦『狼疾記』より引用
  • これだけの事でも、私達には外国旅行の面白さが感ぜられたのであつた。 正宗白鳥『幼少の思ひ出』より引用
  • その力が宇宙的のものであるということをわれわれが感ずるのであります。 倉田百三『生活と一枚の宗教』より引用
  • その微笑を見た者は、今なお思い出しても心の痛むのを感ずるのである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • あなたの呼吸使いきづかいの中に汚れのない自然を感ずることが出来るのです。 加藤道夫『なよたけ』より引用
  • その僕が小説を読んで、第一に感ずるのは大体の筋すなわち構造である。 夏目漱石『虚子君へ』より引用
  • 自分の方をじろりと見てゆく老婆の視線を背中に感ずるような気がした。 豊島与志雄『生あらば』より引用
  • 彼はその場になって、かすかにでもそう感ぜねばならぬのが苦しかった。 有島武郎『星座』より引用
  • この作などを見ても、はつきりと左ういふものが感ぜられるのであつた。 牧野信一『浪曼的月評』より引用
  • 彼が見るものはすべて、彼が感ずるものはすべて、音楽に変わっていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • しかし、私はその息づかいが感ぜられるほど彼女を近ぢかと感じていた。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • 自分は兄の眼に映じた自分の顔をいかにもなさけなく感ぜざるを得なかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • この故に我我は正直になることに不安を感ぜずにはいられぬのである。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • この故に我我は正直になることに不安を感ぜずにはゐられぬのである。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 自分は話をしているうちに友人の顔が変に遠どおしく感ぜられて来た。 梶井基次郎『泥濘』より引用
  • そうして道と田の境目さかいめには小河の流れが時々聞こえるように感ぜられた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • こゝにも先入主となつた印象が今だに私の上に働いて居ることを感ずる。 島崎藤村『芭蕉』より引用
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