愛くるしい

全て 形容詞
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  • だが、冬の夜の町をただ一人歩く彼女の姿は愛くるしいものであった。 アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』より引用
  • 明るい、愛くるしい顔や動作を見ただけで、そう童馬は信じていたのだ。 山田風太郎『くノ一紅騎兵』より引用
  • と呼びながら走りよって行くのが、みていてもまことに愛くるしいという。 平岩弓枝『火宅の女-春日局』より引用
  • あの月信先生の絵を見るにつけても、お八重の愛くるしさが身にみます。 野村胡堂『銭形平次捕物控 11』より引用
  • 美人ではないが快活で愛くるしい娘で、今日は皆に肉を切って渡している。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • フィリエルよりわずかに背が低く、手なども愛くるしいばかりに小さい。 荻原規子『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』より引用
  • 彼女に必要なのは、あの愛くるしい顎へ一発お見舞いしてやることだろう。 ジェイムズ・ブリッシュ『07 小惑星回避作戦』より引用
  • 二匹三匹の愛くるしい小猫が、そちこちに姿を見せる間が何箇月かあった。 柳田国男『どら猫観察記』より引用
  • また、その類の生物としては珍しく、愛くるしい姿で描かれることが多い。
  • だがどことなく愛くるしい感じがあって、男性社員には人気があったのだ。 柴田よしき『好きよ』より引用
  • その愛くるしい顔立がひどく気に入ったので、よく見るために足をとめた。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • 漸くお垂髪さげにしたばかりの愛くるしい顔が彼の頭にはっきり刻まれていた。 豊島与志雄『少年の死』より引用
  • 幼い愛くるしさがなによりの特徴だった少女は、匂い立つ女に変貌へんぼうしていた。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • しかしその発展が出来ないで、永遠に愛くるしい見せ物に甘んじている。 森鴎外『世界漫遊』より引用
  • かつては彼女とても愛くるしく、すっきりとしておったのに違いはない。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • が、あの愛くるしい少女だけはどうしたのか今度は顔を出さない。 芥川竜之介『少年』より引用
  • だが、こうして愛くるしい子供がいてくれたことは、何かの役にたってくれた。 ジッド/山内義雄訳『狭き門』より引用
  • おれはまだこの世に現われてきてない愛くるしさをこの腕の中に抱きしめたいのだ。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 愛くるしい顔だが、きかない目がきっと東吾のほうをみつめている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 29 初春弁才船』より引用
  • 二人の愛くるしい子供の父親に、紺屋が納まり返っていたからである。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第一輯)』より引用
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