想い

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  • いまも母親はその晩のことを想い出し、ふっと不安な眼を二階へ向けた。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • 人間が死後の世界に想いを巡らすようになったのは、いつ頃からだろう。 竹内久美子『パラサイト日本人論 ウイルスがつくった日本のこころ』より引用
  • この想いは、他の弟たちの前であるだけに一層権右衛門の心を動かした。 織田作之助『俗臭』より引用
  • 私達とて結局、想いを持ってこの世界を少しずつ動かす燃料に過ぎない。 川上稔『AHEADシリーズ 07 終わりのクロニクル③〈下〉』より引用
  • 彼がノートルダムを訪れたのも、その想いの一つの現われであったのだ。 山田風太郎『明治波濤歌(下) 山田風太郎明治小説全集 10』より引用
  • 私はその温泉場で長いあいだ世話になっていた人たちのことを想い起こした。 徳田秋声『蒼白い月』より引用
  • 自分の顔の鼻の位置がまるで空地になっていることを想い出したのである。 平井肇『鼻』より引用
  • 美しさを公衆の所有にすることがいかに大切だかを想いみねばなりません。 柳宗悦『美の国と民芸』より引用
  • お庄は二、三日前に受け取った磯野の手紙のことなどを想い出していた。 徳田秋声『足迹』より引用
  • ザルアーがかつて優れた呪術師であったことを想い出したにちがいない。 山田正紀『宝石泥棒』より引用
  • 小兵衛は帰宅してからも、ぼんやりと、お信の顔をおもい浮かべたものだ。 池波正太郎『剣客商売 18 番外編 黒白 下』より引用
  • 心の内の想いについ苦笑してしまったところを、右京之介に見られていた。 宮部みゆき『震える岩 霊験お初捕物控』より引用
  • ガハルト・バレーンがあんな事態になっていたことには複雑ふくざつおもいがある。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス04 コンフィデンシャル・コール』より引用
  • 酒や女にふけっていた弟のだらしのない生活が、母親の胸におもかえされた。 徳田秋声『足迹』より引用
  • まだほんの来たてのお作と一所に越した去年の今夜のことなど想い出された。 徳田秋声『新世帯』より引用
  • そのとき、私は東京で旅行社の社員が説明していたのを想い出した。 豊田穣『南十字星の戦場』より引用
  • だが、大人になってくれば、その想いは男女のそれに変わってゆくだろう。 水野良『ロードス島伝説 太陽の王子、月の姫』より引用
  • 仲本はまず自分が先に想いを包み隠さず明かさないといけないと思った。 神崎京介『禁忌』より引用
  • 人々のさまざまな〝想い〟によって、無から生命が誕生することがある。 白井英『妖魔夜行 月に濡れた刃』より引用
  • で、彼女はこんな悔恨の想いなどはどこかへ忘れてしまうのであった。 サド/澁澤龍彦訳『恋のかけひき』より引用
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