悪口雑言を浴びせる

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  • 暴力を振るったわけでもなければ、悪口雑言を浴びせたわけでもない。 森村誠一『ホーム アウェイ』より引用
  • 激しい怒りで身をふるわせ、悪口雑言を浴びせながら、かれの腕のなかで虎のように暴れた。 ムーア『暗黒界の妖精―ノースウェスト・スミス』より引用
  • 幼稚園から帰ってくる子供に石を投げたり、悪口雑言を浴びせたのも駄菓子屋の店先だった。 永六輔『遠くへ行きたい』より引用
  • カールは悪口雑言あっこうぞうごんを浴びせながらポールを迎えたが、ちんぴらの兵隊を本気で怒っているわけではなく、ポールにまるで注意を払おうとしなかった。 ルブラン/大友徳明訳『オルヌカン城の謎』より引用
  • 彼女はこれまでと同様、私をいとい、悪口雑言を浴びせ、いやが上にも私を侮辱するかもしれない。 バローズ『地底世界ペルシダー』より引用
  • それから一本の枝に腰をかけ、ペルシダー人が思いつくかぎりのおびただしい悪口雑言を浴びせた。 バローズ/佐藤高子訳『ペルシダーに還る』より引用
  • これを見ると、群衆は総立ちになって大臣ワジールに向かい、大臣ワジールをののしりはじめ、悪口雑言を浴びせはじめました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 02』より引用
  • いかさま賽をつきつけられ、わたしは知らないと言いわけしても聞きいれられず、悪口雑言あつこうぞうごんを浴びせられ、たんまで吐きかけられたお龍が、思わず腰の長脇差に手をかけようとする。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • それで「せっかく沖縄のためをおもって力を尽してくれたのに、悪口雑言を浴びせられることになって申訳ない」と考えた地元の人から、一夕食事をともにしたい、という申入れが柳たちのところにあった。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • 若手に碁の強豪があらわれぬのはさびしいので、碁を打っていれば、悪口雑言を浴びせ、カッとさせようとするのだが、どうも成功しない。 河口俊彦『人生の棋譜 この一局』より引用
  • 私はシヴァーブリンが、彼女に執拗しつような悪口雑言を浴びせつづける理由がのみこめた。 プーシキン/高橋包子訳『スペードの女王・大尉の娘』より引用
  • ところがそのうち急に、いっぺんに、幻滅を覚えて、自分がつい数時間前までは文字どおり傾倒していた人間にひどい悪口雑言を浴びせ、唾を吐きかけて突き出してしまうのである。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』より引用
  • 仮面を着けた「摩吒羅神」が牛に乗り、四天王と呼ばれる赤鬼・青鬼が松明を持ってそれに従って四周を巡行し、薬師堂前で祭文を独特の調子で読んで参拝者がこれに悪口雑言を浴びせる。
  • また一説に銃弾により負傷し、退却途中盛岡藩の倉館可納と遭遇、お互い悪口雑言を浴びせ、ついに首を打たれたという。
  • ただ、無辺のほうは、庄九郎を怒らせて渡らせようとする戦法か、数人の門人ともどもすさまじい悪口雑言を浴びせつづけていた。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • さらにまた、強蔵は妻女たちにありとあらゆる悪口雑言を浴びせつつ、彼女らを虐待したり鞭打したりすることを得べし。 サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • 多夜須子が麻植郡菀山寺にて写経に励んでいたところ、同じ埴村の忌部板屋に悪口雑言を浴びせられた。
  • 舟で行った長助を一歩も上へあがらせず、用心棒のような男が三人ばかり出て来て、町方の出る幕じゃねえ、ひっ込んでいろ、とか、万助御殿に不浄役人がふみ込めるものならふみ込んでみろ、なぞと悪口雑言を浴びせたあげく、例の犬をひっぱり出して来て、けしかけた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
  • 田舎出の勤番侍にからみ悪口雑言を浴びせる江戸っ子の啖呵たんかが聴きものだが、相手の侍も言葉に難点はあるが、思慮分別もあり、一刀のもとに斬り去り、袴のちりをぽォんと払い、突袖をして謡をうたいながら、闇の中へ消えていくあたり、なかなかどうして、どっしりした風格を見せる。 麻生芳伸編『落語百選 冬』より引用
  • アーンショウはかっとなってあたしに毒づき、まだあんな悪党に惚れてやがる、貴様のさもしい根性がはっきりしたと、ありとあらゆる悪口雑言を浴びせた。 エミリー・ブロンテ/岡田忠軒訳『嵐が丘』より引用