悪しからず

全て 副詞
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  • 僕等無名作家の名前では効果がないと思ひましたからどうかしからず。 芥川竜之介『病中雑記』より引用
  • でもいくら言っても今回、彼女の出番はありませんから悪しからず。 海堂尊『チーム・バチスタの栄光(下)』より引用
  • 細長き画面の上部を二階となし階段によりて男女の相逢あいあふさまもしからず。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • 俺も上京して応援したいんだけれども知つての通りの境遇だから悪しからず思つてくれ。 平出修『逆徒』より引用
  • 食後すぐ来るようにと言うので、音楽会には行く気がないから悪しからず、と返事しました。 モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』より引用
  • なお、上の内容については、当方、責任を持ちかねますので、悪しからず。 山崎紀美子『やりなおし基礎英語』より引用
  • ごたごたしておりましておもてなしが出来ませんが悪しからず。 久生十蘭『だいこん』より引用
  • どうか悪しからず思ってくれと、彼は頼むように言った。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 万一おいで下さいましても、玄関に鍵がかかっておりますから、悪しからず御諒承下さい。 阿川弘之『末の末っ子』より引用
  • どうぞしからずね、お客様の前へは出られない人ですから。 チェーホフ・アントン『嫁入り支度』より引用
  • なんだかとりとめもない事ばかり書きましたが、どうかしからず御赦おゆるし下さい。 芥川竜之介『大正十二年九月一日の大震に際して』より引用
  • 「帽子も脱がずに恐縮ですが、どうか悪しからず」と、彼は言い訳をする。 ハックスリー/高畠文夫訳『すばらしい新世界』より引用
  • が、あれはつまり、天皇というものは法律の上でも無能力なものであるということを自分から承認したことであり、どうぞこれからも悪しからずという挨拶です。 宮本百合子『平和運動と文学者』より引用
  • しかし今日はぜひ諸君に聞いていただかねばならぬ用事があったことですから悪しからず許してください。 有島武郎『小作人への告別』より引用
  • でも緊急になくて困っていた人があって、いくらでも買えたあの頃の私達の気持では、蔵っておいて虫に喰われるよりは、と思ってのことですからどうぞ悪しからず。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • しかし、私も命令で動いてるんですから、悪しからず。 マクリーン『ナヴァロンの要塞』より引用
  • 決して出し抜いたわけじゃないんですから、どうぞ悪しからずね。 徳田秋声『足迹』より引用
  • あちらからすぐ帰るというんなら、お引き留めできないけどしからずっていうんだけど。 三浦哲郎『愁月記』より引用
  • ところが、その使ひは意外にも今後北井家では修一さんとの交際を打ち切ることにしたから悪しからずといふ縁談の断りに来たのだつた。 織田作之助『六白金星』より引用
  • もっと詳しく申しあげればよいのですが、病臥中で意にまかせませんから悪しからず。 野呂栄太郎『加藤正宛書簡』より引用
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悪しからず の使われ方