悩み抜き

全て 動詞
7 の用例 (0.00 秒)
  • 男は妻に去り状を書いた後も悩みに悩み抜き、一時は死を覚悟したこともあったという。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • ただ現世げんせのこした父母ふぼことはどうあせりましてもあきらめねてなやきました。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • 増賀は、満足がいくだけの道心が自分に生じないことばかりを悩み抜き、根本中堂こんぽんちゆうどうへの千夜詣でに踏み切った。 宮元啓一『日本奇僧伝』より引用
  • ひとりぼっちで悩み抜き、心の平安を失い、娘の帰宅のことしか考えられない彼女の心には、相手が何者であるかとか、この状況はなんだか不吉ではないかとか、そんな「雑念」が入り込む余地がなかった。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • けれど、時たま主婦の中に、気分転換もせず、家庭の一つの問題をとことん悩み抜き考え尽くした挙句、〝解脱げだつ〟してしまった女性がいるのだ。 柴門ふみ『四十雀の恋もステキ』より引用
  • 体操の教師と折り合いが悪く、鉄道自殺を企てたほど悩み抜き、早く六中から逃げようとして、1930年4月、4年修了で旧制浦和高等学校文科甲類に入学する。
  • さんざ悩み抜き、悔し涙も枯れ果てるまで布団にもぐって考えたあげく辞表を出したのは先月の末だった。 柴田よしき『Close to You』より引用