悉皆

全て 副詞
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  • 私ア庄司利喜太郎が隠しとるものを悉皆出さんことには承知しませんぞ。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 人として政治の思想は大切なれども、全国の人民、悉皆政治家たるべきに非ず。 福沢諭吉『学問の独立』より引用
  • 知れているところでも悉皆すっかりは私に話す事ができなかった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • また、江戸と京に出店を持ち、京には呉服染悉皆業の店を開いていた。
  • 悉皆問屋というのは商売物を一種に限らず、何でも扱う問屋である。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(上)』より引用
  • 人として学問の心掛けは大切なれども、全国の人民、悉皆しっかい学者たるべきに非ず。 福沢諭吉『学問の独立』より引用
  • 二三年ぶりに来て見た男が、悉皆すっかり別荘式になったと云うた。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 私は客間に通され、娘さんと母堂と二人を前にして、悉皆しつかいの事情を告白した。 太宰治『富嶽百景』より引用
  • これは相も悉皆すっかり崩れていたという話でね。 徳田秋声『躯』より引用
  • さうして悉皆私の見たことを語つた。 長塚節『隣室の客』より引用
  • 草木国土悉皆成仏しつかいじやうぶつと聞くときは猶行末も頼みあるに、我は汝を友とせん。 幸田露伴『二日物語』より引用
  • すべての植物しよくぶつつて緑素りよくそ悉皆空みんなそらつてるのだ。 長塚節『土』より引用
  • 世界の人口悉皆しっかいでもわずかに二十億に足らずだから、先ず同じ人はないと見てよかろう。 寺田寅彦『話の種』より引用
  • 頭は悉皆しっかい禿げていたがそれでも秋の芒のようにチョンビリと白髪しらがが残っている。 国枝史郎『大鵬のゆくえ』より引用
  • 帰って縁に上って、手拭で悉皆体を拭いて、尚暫くは縁に真裸で立って居る。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • ぽつさりとして玄關げんくわんつてるのは悉皆怪我人みんなけがにんばかりである。 長塚節『土』より引用
  • それを悉皆しつかい捨て去っての新築は、上杉家の藩財政に重大な影響を与えるに違いない。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(下)』より引用
  • それは悉皆みんなたがひこゝろ記憶きおく反覆くりかへしてこゝろよしとする程彼等ほどかれらにくんではなかつたからである。 長塚節『土』より引用
  • 部屋の入口へ現はれた彼は悉皆興奮してゐた。 徳田秋声『和解』より引用
  • 度毎どごと失望しつばう滿足まんぞくとが悉皆みんなかほにそれからそれとうつつてく。 長塚節『土』より引用
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