息ぐるしい

全て 形容詞
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  • 結婚生活というものは、それ自身でこんなに息ぐるしいものなのだろうか。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 船室の中はひどく息ぐるしく、じっとしていても汗が首からにじみでてきた。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 妻が夫にとってある息ぐるしいものに見えはじめるのは、その時からなのである。 遠藤周作『ぐうたら愛情学』より引用
  • その穴があるおかげで、かすかに風がはいってきて、息ぐるしさは感じなかった。 上橋菜穂子『守り人シリーズ02 闇の守り人』より引用
  • 夫はあるいいようのない息ぐるしさを妻に感じはじめる。 遠藤周作『ぐうたら愛情学』より引用
  • さまざまな国を旅してきたバルサには、それが息ぐるしく思えた。 上橋菜穂子『守り人シリーズ02 闇の守り人』より引用
  • 朝倉先生夫妻に対しても、いくぶん息ぐるしさを感じないではなかった。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 喉や胸にその恋の苦しさを指し示すことのできるほど息ぐるしいものになっていた。 モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
  • そうした詰らぬこともぼくを久しぶりにあの息ぐるしさから解放してくれたのである。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 心中、そっとつぶやいただけで息ぐるしくなるほどの郷愁に襲われる。 杉本苑子『胸に棲む鬼』より引用
  • 僕はそういう室内に息ぐるしくなり、庭へ出て、葭簀よしず棚の下の椅子へ腰かけた。 田久保英夫『深い河』より引用
  • そんな父の感じている息ぐるしさが、柳にものりうつってくる。 武田泰淳『快楽』より引用
  • いや、ひとりだけ傲然ごうぜんとして、息ぐるしいようすなど見せない人物がいた。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿03 巴里・妖都変』より引用
  • 私は相手のあぶらぎった顔から、何となく息ぐるしい思いで眼をそらした。 田久保英夫『深い河』より引用
  • なんとなく不安で、息ぐるしくて、今にもその場へ倒れてしまいそうな気がする。 横溝正史『憑かれた女』より引用
  • その家にはじめて入った日、ぼくは得意そうな女房の横で、たまらない息ぐるしさを感じたんです。 遠藤周作『ぐうたら愛情学』より引用
  • そんな息ぐるしい所で暮すよりも、ここの方が暢気のんきでよい、という。 水上勉『木綿恋い記(下)』より引用
  • 男の声が苦悶くもんになっていったとき、おえんの体が急に楽になり、息ぐるしさが嘘のように消えていった。 南原幹雄『付き馬屋おえん暗闇始末』より引用
  • しかもいまになってみると、それはなんの面白さもない一層息ぐるしい結果にいたったようである。 太宰治『彼は昔の彼ならず』より引用
  • たばこを吸いすぎて息ぐるしくなりながら午後をここですごしたことがいく度あったろう! モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
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