恭しい

全て 形容詞
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  • 女が男の体に向ってうやうやしくぬかずき接吻を与えるというあの儀式である。 川上宗薫『感度の問題』より引用
  • 床の傍まで来ると、スーラーブは、恭しく右手を胸に当てて頭を下げた。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • お君はやはり恭しく返事をして、頭巾を取らない娘の方へ寄って来ました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 侍女じじょうやうやしい態度でデルクの名前を呼び、案内のために先に部屋を出る。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト』より引用
  • 僕はそんな気持を抱きながら、それでも恭しく一礼すると、席を離れた。 楡周平『フェイク』より引用
  • 指導員という立場がなかったらうやうやしくこうべを垂れていたかもしれない。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • そういって影山は恭しく一礼すると、ひと通りの推理を終えたのだった。 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで3』より引用
  • 新婦の房に入らんとてうやうやしく座を起たんとし、一発高く屁をってけり。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • 客がすぐに目につく場所には、金の小さな卓が恭しく置かれていた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • そして誰もいないのを確認すると、塀の内側から國子に恭しく頭を垂れた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • そう言い、うやうやしく一礼した女の目に、口調とは裏腹な見下す色があった。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 07 黒いユニコーン』より引用
  • うやうやしくおうじたのは、まだ二十歳はたちを少し過ぎたばかりの男だった。 竹河聖『風の大陸 第28巻 最終章 祈り』より引用
  • 運転手が恭しくドアを開け、彩乃ちゃんはその車に乗り込もうとしている。 橋本紡『彩乃ちゃんのお告げ』より引用
  • 挑発するような麗子の言葉に、彼女の忠実なしもべは恭しく頭を下げた。 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』より引用
  • 用意された個室に、うやうやしく案内され、しかも上座に座らされてしまった。 西尾維新『花物語』より引用
  • うやうやしく頭を下げながら、男爵は胸の中で、眼の前の招待主を恐れた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター11b D-ダーク・ロード2』より引用
  • 私はすぐにも頭を下げたい位に思いながらうやうやしく聞いた。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 私はすぐにも頭を下げたい位に思いながらうやうやしくきいた。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 友会徒は今も公式にはしかし通常は恭しくこうした点については立場が分かれている。
  • 持って来たのは一巻の巻物、恭しく額に押しあてたがやがて正雪の前へ置いた。 国枝史郎『鵞湖仙人』より引用
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