恥しい

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  • 学生風のブレザーで入るのが恥しいようなフランス・レストランだった。 喜多嶋隆『8月のカモメたち』より引用
  • お姉さまに手紙を書いているところは、誰に見られても、ひどく恥しい。 川端康成『乙女の港』より引用
  • 私は、馬鹿と乞食とが世の中で一番いやな、恥しいものだと思っていた。 宮本百合子『雲母片』より引用
  • その通りであると、われらは実に残念にも思い、また、恥しくも思った。 海音寺潮五郎『赤穂義士』より引用
  • 御恥しいが僕の悪作の中にはさう云ふ器用さだけの作品も交つてゐる。 芥川竜之介『芸術その他』より引用
  • 彼はこの事件がすむと同時に、この経験を深く批判して、恥しく感じた。 宮本百合子『マクシム・ゴーリキイの人及び芸術』より引用
  • あんな恥しいところを見せたのだから名誉を恢復しなければならない。 織田作之助『雨』より引用
  • 彼は前にも云ったごとく、彼自身にもこう云う事実を認める事が恥しかった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • おれは、あれを手近く置く事は出来なかったが、恥しいと思っている。 子母沢寛『父子鷹 下巻』より引用
  • だから今洋行中の手紙などをみると恥しくて身の毛がよだつ思いがする。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • 恋人がないということが、この際なにか恥しいことのように思えた。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • だが、そうなると、お恥しいがぼくなどはまことに困ったことになる。 中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』より引用
  • 自分がわざと標準語まがいの学生言葉を使っているのが恥しかった。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • わたしもあんたと結婚してから、前の立場を会社の人にでも知られたら恥しいわ。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • もちろん、自分の力で恥しくないだけの暮らしができる人間がいるわけでなし。 ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(上)』より引用
  • さうしてのちあとで恥しからうことも忘れて、皆声をあげて泣いたのである。 折口信夫『死者の書』より引用
  • おふたりとも若い娘なんですもの、恥しくて口にできないことだってあるわよね。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』より引用
  • と云うのは、お恥しい話だが、私はその頃或る事情で甚だお金に困っていた。 渡辺温『嘘』より引用
  • なぜあんな下手ないくさをしたのかと自分ながら恥しいと思っている。 新田次郎『武田勝頼(一)』より引用
  • かれらがやすやすというなりになってくれたのが恥しい気がした。 カフカ/中野孝次訳『審判』より引用
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