恐れる様子

38 の用例 (0.00 秒)
  • フルートは毅然きぜんとした顔で、恐れる様子もなくベッドの上に座っていた。 エディングス『エレニア記3 四つの騎士団』より引用
  • 姫は少しも恐れる様子がなく、馬の背から面白そうに下を見下していた。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 結婚によって和代が、この家を出て行くのを、母はひどく恐れる様子だった。 平岩弓枝『湯の宿の女』より引用
  • ここの生活でも、坂巻は少しも死を恐れる様子を現わさずに、その朝を迎えたようだ。 大塚公子『死刑囚の最後の瞬間』より引用
  • しかし、答えた少女の声には恐れる様子など全くなかった。 井上真『鋼の錬金術師3 白い花の舞う谷』より引用
  • だが、レイフォンはそれをおそれる様子もなく頭から突進とっしんし剣を振りおろした。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス07 ホワイト・オペラ』より引用
  • 魅音はまるで恐れる様子もなく、挑戦的な言葉を並べていく。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 02 綿流し編』より引用
  • 少年は恐れる様子もなく、笑顔を見せて近づいて来た。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • 彼は自分の足を踏み入れることさえ恐れる様子であった。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • 人間に対しても、まったく恐れる様子はなく、逆に近づいてきて、じっと眺めているという。 貴志祐介『天使の囀り』より引用
  • 広い中庭の中央に一人だけ取り残されて、その男は恐れる様子もなく突っ立っていた。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 壬生屋は恐れる様子もなく士魂号の前に身をさらしている共生派を見下ろした。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 08 九州撤退戦・上』より引用
  • 安藤がその声のほうに向かった時、鈴木は銃剣を前にして、恐れる様子もなく突然現れた陸軍の兵士を見つめていた。 豊田穣『革命家・北一輝』より引用
  • 代わりに体を伸ばしたチユリは、ジグソーを恐れる様子もなく感情を素直に表した。 川原礫『アクセル・ワールド 05 -星影の浮き橋-』より引用
  • いつものように丑松を恐れる様子も見えなかった。 島崎藤村『破戒』より引用
  • いつものやうに丑松を恐れる様子も見えなかつた。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 武家を恐れる様子などまったくなく、もう長く江戸で暮らしているとみえて、言葉は達者な江戸弁だった。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』より引用
  • 遠子先輩は、恐れる様子もなく語りはじめた。 野村美月『文学少女シリーズ03 “文学少女”と繋がれた愚者』より引用
  • 女は、もう落ちついたらしく、レイモンが彼女に気づくのを恐れる様子もなく酒を飲んでいた。 モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
  • 二人の女は湯壺に近づいて、初めて彼等のいるのに気づいたらしかったが、夜おそくたくましい男達ばかりはいっているのを別段恐れる様子もなかった。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
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