恐れるところ

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  • 日本対米国との限定された戦争ならば、日本の恐れるところに非ず。 豊田穣『革命家・北一輝』より引用
  • われわれの支配と完全な所有とは、婦人たちが限りなく恐れるところである。 モンテーニュ/関根秀雄訳『モンテーニュ随想録抄』より引用
  • 初めての人を恐れるところがあるし、きわめて用心深い人物であると。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • それはルシタニア王弟ギスカールが、ひそかに恐れるところでもあった。 田中芳樹『アルスラーン戦記04』より引用
  • 人が争う場面を極度に恐れるところは、以前と変わっていなかった。 千葉暁『アルス・マグナ2 大いなる秘法 光と闇の双生児』より引用
  • きょうは恐れるところなく、あのカーテンをたしかめてみようと思ったのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル14 七つの仮面』より引用
  • これが何よりも彼の恐れるところである。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • まばらに残った見物中に、これは若い女の身で、恐れるところもなく、残っていた一人の目である。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 風だけなら、たとえ暴風になっても、この気丈な少年たちの恐れるところではない。 ヴェルヌ/金子博訳『二年間の休暇(15少年漂流記)』より引用
  • でもすぐ気がついて妻君には彼の姿が見えないんだから、恐れるところはないと思って、悠々階段を下っていった。 丘丘十郎『空気男』より引用
  • 我々は、我々自身の立遅れや、戦術上の未熟を恐れるところなく承認しよう。 宮本百合子『ブルジョア作家のファッショ化に就て』より引用
  • 私は心ひそかに恐れるところが、一つあった。 ヘディン/長尾宏也訳『シルクロード』より引用
  • そんな正々堂々たる関係なら、何のおそれるところがあります。 高木彬光『幽霊西へ行く』より引用
  • この課長に従えば、水火なんの恐れるところがあろうぞ! ルブラン/保篠龍緒訳『813(上)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • そんなはめにおちいるのは彼が最もおそれるところだった。 赤川次郎『孤独な週末』より引用
  • 私の行く手にぼろを着て立っている、幽霊ともいうべき貧乏は、私の恐れるところではありません。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(上)』より引用
  • あえて恐れるところではなかったかもしれないが、もっと悪いことは、この女に限って白蝋三郎のほうからかなり打ち込んでいたのである。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 憶えざかりを十三年、日本を留守にしたひとのことであるから無理もないが、それにしても経験の浅さが、なに恐れるところなく筆を走らせているかのようだ。 北大路魯山人『鮟鱇一夕話』より引用
  • 彼女がやすやすと、恐れるところもなく、何事もズバリといってのけられるのも、すべてを自分の社会的地位の観念から判断するからである。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 何の恐れるところがあろう。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
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