恐れ

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  • 彼女はそれほど、瞬間の今の自分以外の存在を考えることを恐れていた。 池谷信三郎『橋』より引用
  • もし口をきいたらあまりひどいことを言うようになるだろうと恐れていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 彼は故郷へ帰って来たものの、心ひそかに藩からのおとがめを恐れていた。 菊池寛『乱世』より引用
  • 暴風雨が起こることを知っていて、雷に打たれはしないかを恐れていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • そこにはあらゆるものに賭けて汚すことを恐れた私達の魂があつたのだ。 梶井基次郎『『青空』のことなど』より引用
  • あなたのほうでは、他の職工さんたちに知られるのを恐れているんです。 佐左木俊郎『猟奇の街』より引用
  • 生まれてみると、その子は悲しみと恐れとをもって彼の心を突き刺した。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 百頭に余る馬の群が、音に驚き光に恐れ、野の方へ宿しゅくの方へ駈け出した。 国枝史郎『剣侠』より引用
  • 私が再び部屋に帰って来て、それを持って行く事を恐れたのだろうか。 甲賀三郎『血液型殺人事件』より引用
  • 彼は年とれば年とる程、自分の性質が父に似て行くことを驚き恐れた。 島崎藤村『新生』より引用
  • 唯それだけの事で、彼が顔の色を変えたり、人を恐れたりする筈がない。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 私はむしろ私があの人を傷つけはしないかとそれを恐れているのです。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • 驚きと恐れと一つにしたような異様の叫び声が、人々の口をいて出た。 岡本綺堂『経帷子の秘密』より引用
  • 本当にしつかりした信念があるならば何の恐れをなす必要もないと思ふ。 有島武郎『狩太農場の解放』より引用
  • 又お前たちを見る事によって自分の心の破れるのを恐れたばかりではない。 有島武郎『小さき者へ』より引用
  • わたしはそれから起こることに対する恐れに我慢できなかったことでしょう。 原田義人『城』より引用
  • 彼は根本において正直な人間であり、恐れなどというものを知らなかった。 原田義人『流刑地で』より引用
  • さもないと、次の日から婆さんは通はなくなる恐れがあつたからである。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • 「まったく神のわざです」と、教重がいよいよ恐れたのも無理はなかった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 私は種々なことを尋ねられそうなのを恐れて、すぐこう切り出してみた。 豊島与志雄『理想の女』より引用
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