恐らく誰

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  • その老人がどの方角から来たのか、恐らくだれも気づいた者はいないだろう。 半村良『都市の仮面』より引用
  • 恐らく誰でも不思議な心持に誘われずにはいられないに相違なかった。 田山花袋『日本橋附近』より引用
  • 恐らく誰にもそのことが異様なことのようにはうつらなかったろう。 島尾敏雄『出発は遂に訪れず』より引用
  • 特殊の場合に恐らく誰にでも経験のあるらしい事だが唯気がつかないのだと思ふ。 平野万里『晶子鑑賞』より引用
  • 恐らく誰がやつても不成功に終るであらうと思ふ、中々困難だからね。 二葉亭四迷『余が言文一致の由来』より引用
  • 恐らく誰がやつても不成功に終るであらうと思ふ、仲々困難だからね。 水野葉舟『言文一致』より引用
  • でもその声はあまりに小さく、恐らく誰にも聞き取れなかったと思う。 宮谷シュンジ『絶望の世界 1光と影の世界 ~僕の日記・迷走編~』より引用
  • 此等の諸概念が学問性を規定し得ることを、恐らく誰も疑わないに違いない。 戸坂潤『科学方法論』より引用
  • 最後に僕のこの原稿を特に君に托するのは君は恐らく誰よりも僕を知つてゐると思ふからだ。 巖谷大四『懐しき文士たち 昭和篇』より引用
  • しかしそれは、その当時としては恐らく誰も考へつかなかつたことでありませう。 岸田国士『日本の新劇』より引用
  • 恐らく誰からもその存在を気付かれぬやうな片隅の、又物蔭の子供であつた。 坂口安吾『母の上京』より引用
  • だが私は恐らく誰よりも愛情深い態度でいつも彼に臨んだ。 金史良『光の中に』より引用
  • それでもなお、二人の将来のためにと云って分離手術を受けさせる権利は、恐らく誰にもない。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • ちゃんと門が開き切った時分には、恐らく誰一人往来に立って待ってはいないだろう。 宮本百合子『思い出すかずかず』より引用
  • この書を通読すれば、恐らく誰の目にも性質の異なる部分が識別せられるであろうと思う。 和辻哲郎『埋もれた日本』より引用
  • 恐らく誰にしても、髯のぢいを好かぬ人はなかつたでせう。 土田耕平『海坊主の話』より引用
  • しかしこれは恐らく誰の罪でもあるまい。 寺田寅彦『枯菊の影』より引用
  • これらの歌は、今も恐らく誰かに歌いつがれて、その土地の人たちの魂を支えているだろう。 鈴木明『リリー・マルレーンを聴いたことがありますか』より引用
  • 外国へ来た者の恐らく誰もがぶつつかるのは「言葉」と云ふひとつの不思議な存在です。 三木清『消息一通』より引用
  • 恐らくだれにもはっきりとは聞き取れなかっただろうが。 竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム第05巻 ONRYOの夏 日本の夏』より引用
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