恐く

全て 形容詞 名詞
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  • そう考えるとますます恐くなって、僕のところへ電話をかけてきました。 森博嗣『X 02 キラレ×キラレ』より引用
  • 恐くなって階段を使わなかったのか、と責められるのは目に見えていた。 奈須きのこ『空の境界 (上)』より引用
  • 具体的に何がというわけではなかったが、何かが恐くてたまらなかった。 山本文緒『群青の夜の羽毛布』より引用
  • あとは恐くなり心配になり、最近では根本的な部分に不安が出てきている。 かんべむさし『かんちがい閉口坊』より引用
  • 暗くてくは判らぬが、おそらく顔の色も蒼くなっているだろうと思われた。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • 大人になってからは、女の眼に光るあざけりが恐くて恋もできませんでした。 ロスタン/岩瀬孝訳『シラノ・ド・ベルジュラック』より引用
  • ただの数字を見て恐くなるというのは、これはやはり動物ではありません。 尾克彦『父が消えた 五つの短篇小説』より引用
  • でもそれは断じて、あの国でひとり死ぬことが恐くなったからじゃない。 篠田真由美『玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • わたしはしばらく前からひとりぼっちでいるのが恐くなってきましてねえ。 ドストエフスキー/北垣信行訳『貧しき人びと』より引用
  • だれかの腕につかまっていなければ、恐くて、とても外には出られない。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 考えを読み取られているような、そんな気がして、僕は少し恐くなった。 森博嗣『四季 1 春』より引用
  • 彼の声には、ある威圧的な響きが籠っていて、それが彼女を恐くさせた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 死ぬのが恐くないのかと問われているようで、ついこちらも頷いてしまった。 奈須きのこ『歌月十夜 01 本編』より引用
  • 鏡はヤマトの時代で言へば藤原以後、恐くは支那傳來のものと思はれる。 浜田青陵『沖縄の旅』より引用
  • 前ほど男というものが恐くなく、もっと自分というものがはっきりしていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 小供がものを食べる時を見て居ると恐くなる 本能そのものを見るやうだ。 千家元麿『自分は見た』より引用
  • 此句はわたくしにもよくは解せられぬが、雨は恐くは夏の雨であらうか。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 僕は羽田先生が恐くて、話しかけられたとき、緊張して体が強張っていた。 乙一『死にぞこないの青』より引用
  • でも、なんだか恐くて警察に通報する気になれなかったと言うんです。 今野敏『心霊特捜』より引用
  • それが恐くて、私はカナリヤや十姉妹をどうしても好きになれなかった。 向田邦子『父の詫び状』より引用
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