恋しい

全て 形容詞
778 の用例 (0.01 秒)
  • 恋しているのでございます、また恋さずにはいられないのでございます。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(2)』より引用
  • 憂鬱の方は妙に日本が恋しくなり日本が世界一番だといい出す癖がある。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • そして当然のなりゆきです、私はひそかに彼女に恋してしまったのです。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
  • 考えても見た事のない、遠くに去った初恋の男が急に恋しくなって来た。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 恋し得た最後の女、そして結局一生に一人の女が綾子のような気がする。 坂口安吾『握った手』より引用
  • 都の女が恋しくなっている若者たちも、源氏を見て気が紛れるのである。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • このときぐらい私は血の通った生きた人間を恋しく思ったことはない。 海野十三『地球要塞』より引用
  • というのはさっきの出来事から、すっかり女房恋しくなったためである。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第三輯)』より引用
  • 今頃になってする質問でもないのだが、そろそろ家が恋しいのも事実だ。 田口仙年堂『吉永さん家のガーゴイル 第01巻』より引用
  • 育ての父親は、娘が実の父親を恋しがって去って行ったと思っていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 27 横浜慕情』より引用
  • むしろ同じ相手に恋しているこの貧弱な友人に共感する気持なのである。 遠藤周作『口笛をふく時』より引用
  • この身はあなたが恋しくて、どこへ行くとも汗水流しているというのに。 チョーサー/繁尾久訳『精選カンタベリ物語』より引用
  • 彼はこれほどまでに人が恋しいということを今まで経験したことはなかった。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 結婚前の恋しい感情など結婚して一年もすれば消えてしまうものだ。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • そういうおまんは何かにつけて自分の旦那の時代を恋しく思い出している。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • カード以外にも恋しくなる対象は山のようにあるだろう女性だった。 冲方丁『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust 排気』より引用
  • 恋してる女の所へ行くというような喜びは、少しも感じられなかった。 豊島与志雄『野ざらし』より引用
  • こんなときはテレビよりも晩御飯よりも、お風呂がいちばん恋しくなる。 群ようこ『無印失恋物語』より引用
  • 恋しき友よ、君はなんという私にとって無くてはならない友であろう。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • もう叔母と姪でなく、女と女、一人の恋しい男を守る二人の女であった。 島田清次郎『地上』より引用
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