思案に暮れる

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  • スクルージは思案にれる時にはポケットへ手を入れるくせがあった。 ディケンズ/村岡花子訳『クリスマス・カロル』より引用
  • さほど思案に暮れるほどの事でもないが、この間待って黙って控えた。 泉鏡花『式部小路』より引用
  • 何か、すっきりしたいい言葉が無いものかなあ、と思案に暮れるのだが、何も無い。 太宰治『鴎』より引用
  • そしてまた、イツキは思案に暮れるような顔をしてねむり続けるミクルを見つめ続けるのだった。 谷川流『涼宮ハルヒの動揺』より引用
  • 私はこれまでこんな話をしかけられたことはなし、重々気の毒とは思うけれども、どうしてやる力もなく、思案に暮れるばかりでした。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • 思案に暮れるていでシオシオとお屏風のまで来た。 夢野久作『名君忠之』より引用
  • かついでいる本が重いために、思案に暮れるとしても、電柱か、塀か、ゴミ箱かに荷物ごともたれかかるしかないのだが、そうやって息をついていると、夜逃げかコソ泥にそっくりと思えるので、あわてて起きなおって歩きだすのである。 開高健『(耳の物語1) 破れた繭』より引用
  • 彼は思案に暮れるように、口ひげをつかんだ。 フーリック/大室幹雄訳『中国梵鐘殺人事件』より引用
  • 宿舎の自室のベッドの上で、目を瞑り、あ〜でもない、こ〜でもないと一生懸命思案に暮れる。 九条公人『NEON GENESIS EVANGELION』より引用
  • 犯人はすごすごとこの部屋に引き返し、思案に暮れる。 綾辻行人『鳴風荘事件 ―殺人方程式Ⅱ―』より引用
  • 思案に暮れる問題だな。 谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』より引用
  • 拓海は看板の前に立ち尽くし、束の間、思案に暮れる。 新堂冬樹『ある愛の詩』より引用
  • 瑞枝はしばらく思案に暮れる。 林真理子『ロストワールド』より引用