思わず

全て 副詞
34,377 の用例 (0.02 秒)
  • しかしそこに彼は不意な出来事を見いだして思わず足をとめてしまった。 有島武郎『卑怯者』より引用
  • 余り意外でしたので思わずこんな言葉が口をついて出てしまいました。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • 主人がこんな無智なことを言うので、私は思わず首を振って笑いました。 原民喜『ガリバー旅行記』より引用
  • 私は思わずゾッとなって、このことは口に出すまいと決心いたしました。 大阪圭吉『幽霊妻』より引用
  • それ等の理由で、思わず私は二度目の足を此の町に運んだのであった。 岡本かの子『褐色の求道』より引用
  • ああ僕は、あだしごとを述べるについて思わず熱心でありすぎたようだ。 海野十三『振動魔』より引用
  • それにつけてもこれまでにした兵隊さん達のことを思わずにはいられない。 上村松園『中支遊記』より引用
  • 私もいろいろうわさには聞いていたが、まさかそれほどとは思わずにいた。 芥川竜之介『戯作三昧』より引用
  • 半蔵は自分の家の方へ降りかけたところまで行って、思わずハッとした。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 彼の顔に怖しい表情を見た私は思わずアッと小さい叫び声を出しました。 大倉燁子『鉄の処女』より引用
  • でも、愛というものはほんとうに思わず知らずおもてに出るものだ、と。 原田義人『城』より引用
  • そして運悪く、横町から出て来た若い女に思わず知らず振り向きました。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • これにはああ云う気丈な娘でも、思わず肚胸とむねをついたそうでございます。 芥川竜之介『運』より引用
  • 私は根賀地の語るところの重大事件に、思わず驚きの声を発してしまった。 海野十三『空中墳墓』より引用
  • たまたまこのいえまえにきて、おもわずあしめてしばらくきとれたのでした。 小川未明『海からきた使い』より引用
  • それでかなりあの人等が気を悪くされたことは、思わずにはいられません。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 驚きと喜びとで思わず声をかけると、襖はふたたび音もなしに閉じられた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 私はあの顔からあの声が出るのを聞くと思わず身の毛がよだつ思いがする。 伊丹万作『顔の美について』より引用
  • なんだか私は呼びとめられたような気がしたので、思わず引き返しました。 原民喜『ガリバー旅行記』より引用
  • 記者が掛けた声に、思わず力が入って、運転手がはたと自動車を留めた。 泉鏡花『半島一奇抄』より引用
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