思う様

全て 副詞
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  • 進は順子の胸ぐらを掴んでいた手を放すと、思う様彼女の両頬を張った。 森村誠一『大都会』より引用
  • あれは権右衛門が身を以て贅沢するなと教えてくれたのであると思う様にしているのだ。 織田作之助『俗臭』より引用
  • 二週間という短い期間ではあったがホストファミリー達との生活をしているうちに日本で生活・仕事をしたいと強く思う様になった。
  • 今度帰ったら食いものだけは毎日巴里と同じものがたべたいと思う様になった。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • しかし不思議なことに鯉を食べたい気持ちが消え 鯉と友達になり一緒に暮らしたいと思う様になってしまった。
  • それはね、ほんとにお気の毒様なんですけれど、思う様に行きませんのですよ。 宮本百合子『お久美さんと其の周囲』より引用
  • あまり話がはかどらないので、仕舞いにはお金の云った事がほんとうであったのかもしれないと思う様になったりした。 宮本百合子『栄蔵の死』より引用
  • と今度はその次の樽をあけて、みんなに思うさま飲ませました。 夢野久作『豚吉とヒョロ子』より引用
  • だが百合子は夫の寛容をよいことに、思う様刺激を追っている。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • 十日、信綱は海上から鉄砲で城を撃たせたが、船が少ない上に城は高く思う様にならない。 菊池寛『島原の乱』より引用
  • どうかして好い事は無いかと思っては居るんですけれどね、何にしろ私は今何の働きもない寄生虫なんですからね、思う様に事の運べないのはあたり前でしょう。 宮本百合子『お久美さんと其の周囲』より引用
  • そして、それならば思う様、高値で掴ませて、その後で打つ手がある。 森村誠一『大都会』より引用
  • 人を愛する、ということよりも、人々の気に入られようとする意の方が大切だと思う様にならぬ様に注意せよ、という事なのです。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 母親ははおやさえ、しまいには、ああこんなならうまれないほうがよっぽどしあわせだったとおもようになりました。 菊池寛『醜い家鴨の子』より引用
  • 片手に待つ小刀も水中の事とて、思う様には遣えぬのだ。 江見水蔭『死剣と生縄』より引用
  • あの舞台の上のように、相手に反撃はんげきの余地を与えない場所であれば、自分の気持ちを一方的に、思うさま、悠二へとたたきつけてやることができた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第12巻』より引用
  • 宮城県警にも依頼して、東京から仙台までの、少年の足取りを洗っているが、この方は、二年前の事でもあり、思う様に調査が進むとは思えなかった。 西村京太郎『歪んだ朝』より引用
  • そこで私の買い集めた貧しい参考品を資料として勝手な方法を種々工夫して見たのでありますがなかなか思うさま絵具がのびなかったり、かわきにくかったり、乾き過ぎたりして都合よく行かないのでありますけれども、とにかく今までやって見た中で一番結果のよいとおもわれる方法を述べたいと思います。 小出楢重『楢重雑筆』より引用
  • およそ人間が生活する場所としては、最高の場所で、無数の野心ある男共の憧憬どうけいの的であり、高嶺たかねの花である女の豊かな躰と肌を思う様押し開きむさぼろうとしている。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • 只身の廻りの世話位なら誰もいやがるものもないけれども、何から何までとなると、女達も気の毒だし、第一、思う様には手が廻らないのが分って居る。 宮本百合子『黒馬車』より引用
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