忽然と

全て 副詞
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  • そのとたん、御鏡と随風の間に忽然こつぜんと一人のたくましい男の姿がき出した。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
  • それがなんの前兆も書き置きもなく、ある日忽然こつぜんと姿を消してしまった。 森村誠一『棟居刑事の悪夢の塔』より引用
  • そのあいだの白い路上から、ひょっとことお唐の姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『銀河忍法帖』より引用
  • そして忽然こつぜんとしてこの地上に描き出された夢幻境のとりことなってしまった。 山田風太郎『忍法鞘飛脚』より引用
  • 一メートルも離れていない位置に、あの雲水が忽然と立っていたのである。 菊地秀行『トレジャー・ハンター09 エイリアン京洛異妖篇』より引用
  • かれは平和な田舎に忽然こつねんとして起こった事件を考えながら歩いた。 田山花袋『田舎教師』より引用
  • 机に置かれていた花瓶かびんはある日忽然こつぜんと姿を見せなくなってしまった。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』より引用
  • 本当にある日忽然といなくなって一年後にひょっこり帰ってきたんですって。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • すると忽然こつぜんとして、山の傍らから、大将を先頭にした一軍の勢が現れた。 吉川英治『三国志』より引用
  • いつも家でゴロゴロしているかと思うと、ある日忽然こつぜんと姿を消してしまう。 群ようこ『撫で肩ときどき怒り肩』より引用
  • あなたと涼宮さんは僕たちの前から忽然こつぜんと姿を消してしまいました。 谷川流『涼宮ハルヒの驚愕(後)』より引用
  • 村人がこう云って声をかけた途端、其の女の姿は忽然と消えてしまった。 田中貢太郎『狸と俳人』より引用
  • ある日、忽然として姿を消して、それきり行方知れずになっていたのである。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (下)』より引用
  • 君はヨットの上から忽然こつぜんと消えてしまい、織田氏の姿も見えなかった。 森瑤子『愛の予感』より引用
  • 五メートルほど向こうの建物の陰に、黒衣の人影が忽然と立っていた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター04 D-死街譚』より引用
  • しかしながら、それから数年後には、それは忽然と消滅してしまった。 クラーク『渇きの海』より引用
  • それは森の中に忽然こつぜんと現れた真夜中の湖のような沈鬱ちんうつな色彩を帯びていた。 大崎善生『アジアンタムブルー』より引用
  • 野本氏は13世紀後半には武蔵国に関する記録からは忽然と消えてしまう。
  • まるで闇の天に飛び立ったかのように、彼は忽然こつぜんと消えてしまったのである。 山田風太郎『おんな牢秘抄』より引用
  • すると私は忽然として、無間地獄に堕ちたような自分に気付くのである。 横溝正史『真珠郎』より引用
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