忽然と現れる

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  • しかし、部下たちは、厚いきりのなかに忽然こつぜんと現れる火の列の周辺で爆発する土くれの山のすごさに興奮して、攻撃をやめようとしなかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 04 ギィ撃攘』より引用
  • と、そこへ一人の黒人の若者が忽然と現れる。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • そういえば、西の戦のことを少しでも承知しているなら、赫羅旋が〈容〉国内に忽然こつぜんと現れるはずなどないのに、この少女はまるで予想でもしていたように、ためらわずに羅旋の名を呼んだ。 井上祐美子『五王戦国志5 凶星篇』より引用
  • 物語が棺を思わせる謎めいた、魔法の箱を巡って展開する一方、いびつなセットやドイツの町に忽然と現れる歪んだ建造物が、観る者に猟奇的な感傷さえ与えていた。
  • 視界のすぐ下を自転車が通り、犬や人が通り、運動部員らしい高校生が集団で土手を走り、野球場の一面では試合が終わって、そのとき、新荒川大橋の向こう側から、銀色のジョギングスーツが忽然と現れる。 樋口有介『11月そして12月』より引用
  • ペルーから日本へ向かう船が強風に見舞われ、食糧不足と船内に蔓延した病気によって万事休すという状況になった時、水平線上に忽然と現れる。
  • バラダ川が形成するグータ・オアシスはシリア砂漠のステップ地帯の中に忽然と現れる緑の豊かな地域で面積は370平方kmもの広さに及び、古代からの大都市ダマスカスを存立させてきた。
  • 映画史上では、1925年、同撮影所のヴェテラン・野村芳亭監督の『海賊髑髏船』の脚本家、当時22歳の若手・清水宏の『激流の叫び』の原作者として、忽然と現れる。