忽然と消える

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  • 二日前からそこにあった馬車は、二頭の馬もろとも、忽然と消えていた。 山田風太郎『幻燈辻馬車(下)』より引用
  • 彼女は幼少の頃より理由もなく忽然こつぜんと消えてしまうことがしばしばあった。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • 寝室から、つづきの間をくまなくさがしたが、彼の姿は忽然こつぜんと消えていた。 小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン4 月光の宝珠』より引用
  • 忽然こつぜんと消えてしまったという表現が一番ぴったりくるような消え方でした。 佐藤ケイ『夜の犬 barghests march』より引用
  • そのあいだの白い路上から、ひょっとことお唐の姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『銀河忍法帖』より引用
  • 村人がこう云って声をかけた途端、其の女の姿は忽然と消えてしまった。 田中貢太郎『狸と俳人』より引用
  • 君はヨットの上から忽然こつぜんと消えてしまい、織田氏の姿も見えなかった。 森瑤子『愛の予感』より引用
  • 野本氏は13世紀後半には武蔵国に関する記録からは忽然と消えてしまう。
  • まるで闇の天に飛び立ったかのように、彼は忽然こつぜんと消えてしまったのである。 山田風太郎『おんな牢秘抄』より引用
  • さっきまでそこに白鷺しらさぎのごとく坐っていた鞠姫さまの姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • かつて茶太保がはめていたそれは、遺体となった彼の指から忽然こつぜんと消えていた。 雪乃紗衣『彩雲国物語 03 花は紫宮に咲く』より引用
  • 本の査定を頼んだまま、その奇妙な男は忽然こつぜんと消えてしまったのだ。 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』より引用
  • 不思議なのは、そこで暮らしていたはずの母親の姿が忽然と消えてしまったことである。 秋元康『着信アリ2』より引用
  • 位置は少しも変わっていないのに、目標が忽然こつぜんと消えていた。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • そしていま、たしかに家の中にいたはずの京馬と旗姫が二人とも忽然こつぜんと消えているのに気がついていた。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • 音に気づいた人が外を覗いても、姿は忽然と消えているという。
  • なのに、気付いたとき、その〝ともがら〟が忽然こつぜんと消えてしまっていたことを。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第12巻』より引用
  • 身体は半回転し、必死で立ち直ったおれの眼の前から、奴の姿は忽然と消えていた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター11 エイリアン魔神国 中』より引用
  • 川相は自分の家に来た帰りに、加賀見公園で忽然こつぜんと消えてしまった。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • だが、ヘルガ・グロスプライトナーの姿は忽然と消えてしまっていた。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『10 空飛ぶスラッシュ』より引用