忽然と姿をあらわし

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  • 車兵五郎は、銀藤次の走ったのと反対の水の上に、ふたたび忽然と姿をあらわしていた。 山田風太郎『忍法陽炎抄』より引用
  • 今までも、ソロがアンクル機関のために波瀾万丈の冒険をくりひろげていると、ウェーバリー氏は思ってもみなかったときに、忽然と姿をあらわしたものだ。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『01 アンクルから来た男』より引用
  • そして次の瞬間しゅんかん、みすぼらしいゆり木馬がお茶のワゴンの横に忽然こつぜんと姿をあらわしました。 ジョーンズ『ハウルの動く城03 チャーメインと魔法の家』より引用
  • そのとき、センプロニアおばさんの言葉は大間違おおまちがいだというかのように、ワゴンの横にコボルトが一人、忽然こつぜんと姿をあらわしました。 ジョーンズ『ハウルの動く城03 チャーメインと魔法の家』より引用
  • 群島の西に、忽然こつぜんと姿をあらわしているバック・カップは、東のほうからは近づくことのできぬ小島や岩礁の気まぐれな連なりによってこの群島とつながっている。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『悪魔の発明』より引用
  • たしかに棟方志功の生涯は、遠い昔に滅び去ったはずの古代人の魂、すなわち文字の原義における鬼が、青森の貧しい鍛冶屋に生まれた小柄で筋骨型の毛むくじゃらな肉体をかりて忽然と姿をあらわし、前近代と背中合わせになっていた日本の近代のなかを風のように駆け抜けて行った一生のようにおもわれる。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』より引用